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バランスタイプのNEO粘着
「紅双喜 NEOキョウヒョウ3」 39度

紅双喜が誇る看板ラバー「キョウヒョウ」にNEOスポンジを搭載し、特に「スピード不足」の解決に成功した「NEOキョウヒョウ3」です 新スポンジに加え「已打底」という、工場出荷段階での補助剤加工が最大の特徴となっています

NEOキョウヒョウ3 (2)  NEOキョウヒョウ3 (3)

少し前のパッケージの為、NTチームの写真が掲載されていますが、現在の物は掲載されていません パッケージは「NEOキョウヒョウ2」が「青系」のパッケージですが「3」では緑系のパッケージとなっています パッケージの形状が示すとおり「八角」は一般用に相当するパッケージです 一般用とはいえ、中国ラバーの中では屈指の品質と性能を誇っているラバーですね

NEOキョウヒョウ3  NEOキョウヒョウ3 (4)  NEOキョウヒョウ3 (1)

使用前の物をみるとグレードがどのクラスかわかります 一般用とはいえその性能は極めて高く、特に粘着ラバー最大の問題点であった「スピード」はかなり改善されていますね これに加え已打底効果によりスポンジが柔らかくなるため、球持ちの良さや回転性能が向上します また、ラバーが通常のキョウヒョウと比較するとかなり軽量になっていますね 貼った直後はそれ程弾まないですが、前述の「已打底」が浸透してくるとかなりスピードが出てきます 弾道は通常のキョウヒョウ同様にかなり弧線ですが、こちらの方がスピードがあるため、球質は鋭いです 回転量は通常のキョウヒョウの方がよりかかる印象ですね 軽量で軽いタッチでもNEOは飛ばせるため、使いやすさではNEOの方に軍配が上がります

位置づけ的には市販用なので省・国用と比較すると様々な面で違いは出ますが、品質は他社の中国ラバーとは比較にならないレベルの高品質です 粘着にムラが無く綺麗なのは言うまでも無く、個体によるばらつきはかなり少ないですね たまに真空パックが真空になっていなかったりすることはあるんですが・・・・・・ ラバー自体に深刻なトラブルは初期ロットにあった「剥離」問題くらいですかね これもすぐに解決はしたようなので現在はありません

回転量は通常のキョウヒョウに比べてやや落ちてはいますがスピードが上昇し、更に隙の無いスペックになっています 軽量になったことで重量問題も解決していますし、かなり進化した粘着ラバーですね 通常の物より変質的な球質にはなりづらくなっていますが、安定してスピードボール+回転のかかるボールが打てるラバーになっています 回転量による重いボールは通常のキョウヒョウですね 高い位置でバランスを取るのであれば、文句なしにNEOキョウヒョウです

省・国用との違いはノーマルでもそうですが、ランクが上がるたびに品質はもちろんの事「性能面」でも向上します 特に「国狂」クラスになると、ラバー本来の弾みが出だすのになじませる期間がかなり短くなる事や弾みが均一で安定する事等が挙げられますね ノングルーで比較すると弾みの差がかなりあります 反面、重量が重くなるなど「国用」ならではの特徴もありますね NEOは元の重量が軽いので、バックのラバーがやや重めでもあわせやすい仕様にはなっていますね

かつての粘着の弱点をかなり克服しているラバーです 回転による「弧線」は健在でドライブは安定しますし、ラバーが軽量かつソフトになったことで「素材系ラケット」との合わせやすさがあるなど「新しい粘着ラバー」ですね ラケットはかなり選ばなくなっています ネックとしては「已打底効果」が切れると弾みや回転性能が劇的に落ちてしまう事ですね この効果がそれ程長く持たない(2~3週間程度)為、貼りかえるサイクルがかなり短くなってしまいます 性能が持続しないのは厳しいですねえ 已打底による性能の底上げが大きい為、唯一にして最大のネックと言えますが、このネックを跳ね返すほどの性能と汎用性の高さがNEOキョウヒョウにはありますね 既存の粘着ラバーを進化させたハイスペックなラバーです

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