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強い食い込みと回転力
「アームストロング 赤マーク PZC・SP 1-1」

ロングセラーラバーである「アタック8」等「表ソフトに強い」印象の「アームストロング」から登場しているラージボール用ラバー「赤マーク PZC・SP 1-1」です ここのメーカーも同じ名前で様々なタイプが存在するので、購入の際には確認が必要です スポンジ硬度が「25度」という、硬式ではまずお目にかかれない極端な軟らかさを持つスポンジが最大の特徴ですね

  

赤マークのパッケージは全てこのデザインです スポンジ等を変更するなどのマイナーチェンジが多いので、シールを貼ることで各タイプを判別するようになっています 今回は同社のラージ用スポンジとして登場している「PZC・SP」スポンジを採用したバージョンとなります 軽く押すだけでも食い込むほど軟らかいので、打球感は潰れすぎる程の感覚が強いラバーです

    

粒の配列は縦目で粒の間隔がかなり離れています 粒が非常に小さいのも特徴的ですね 粒の引っ掛かりが抜群に良く、ドライブを始めとする回転をかける技術が非常にやりやすいラバーです 赤マークPZC・SP1-1のスポンジは赤色である事も特徴の一つです(赤マークMAXはスポンジが白色) 食い込みが強い為、強い打球の際の反発力が弱く、食い込んだまま戻らないような非常に軟らかい打球感が更に特徴的なラバーにしていますね

この強い食い込みと引っ掛かりの良さはドライブ主戦の戦型の方がラージボールを行う際に感覚を失わずに打てる印象でしたね 弧線を描いて綺麗に飛んで行ってくれます 前述したとおり、ハードヒット系の際には必要以上に潰れすぎてしまうので、失速がかなり大きく打ち抜く程のスピードボールはかなり出しづらい印象でした とはいうものの、ボールが大きく回転をかける事が難しくなるラージボールにおいて、違和感が少なくドライブを打てるのは大きいです 「掴む」を通り越して「持っている」感覚が文字通り手に伝わります 普通に打っているよりも薄く回転をかけるようなイメージで打球するとより打球が安定します

硬式で使用するとこの軟らか過ぎるスポンジがより弾きづらくなりますねえ 変化系のようなボールの質にはなってましたが、揺れたりはせず、スーっと飛んでいくような球質ですね スピードが少しだけ出る印象でした 打たれても止まりますが、それ専用になってしまいますかね・・・・・回転はラージボールと比べるとかなりおとなしくなってしまうので、守備主体でプレーする場合や粒高よりも打ちやすさ重視で使用するような形になりますね ですが、粒高の様な「変化」は乏しいので、あえて硬式で使用するほどの特性は感じられませんでしたね

フォア・バックを選ばないラバーではありますが、フォアメインではややスピード不足は否めない為、ラケットでスピードをカバーするかバックでの使用がラ バーの特性を活かしやすい印象ですね 特にバックは軟らかいスポンジと引っ掛かりの良さで台上でのレシーブが攻守どちらでも威力を発揮します 台上ドライ ブはその最たる例です 回転が抜群にかかるので、サーブ等も非常にラバーの特性が活きますね 難を言えば軟らかすぎるので、距離が出しにくいことでしょう か 鋭く切るような回転のかけ方だとボールが飛ばずにミスにつながるので、ある程度食い込ませて飛ばす必要がありますね 従来の表ユーザーより、ドライブ を連続して打つタイプに受け入れられる印象でしたね 表ユーザーの場合はソフトすぎるので、強打で弾き飛ばす事が難しいラバーでした 安定感があるドライ ブ主戦ラージ用 といった印象でしたね PZC・SPの超ソフトスポンジはラージの特性をフルに活かせるスポンジでしたね

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