10数年前にメインで使用していたラバーの名前をそのまま継承しているラバーです。「旧889」はかつてオリンピックの金メダルを獲得した「陳龍燦」選手が使用していたことでも知られています。 この「旧889」+グルーが自分の中で最高の組み合わせでしたねぇ・・・・ 使いこなすまでに相当の時間がかかりましたが・・・・
「889‐2」の色違いで、薄めの紫ですね。 中国製には珍しく、「2.0mm」です。 ここのメーカーはいいラバーが多いのですが、結構地味なのであまり目立たないんですよね
見た目はいたってシンプルな表ソフトですね。ロゴの部分は昔とあまり変わっていないように思います。スポンジは昔は「淡いピンク」だったと記憶していますが、現在は「白」です。 一番驚いたのが粒の配列ですよ。 昔は横目で、現在もITTFリストにも「横目」写真が掲載されていますが、これはなんと「縦目」なんですよΣ(・ω・ノ)ノ! 「もう別のラバーじゃないか!!」とツッコミを入れてしまうような大胆な設計変更にびっくりしました。
ね、縦目でしょ? 「旧889」をご存知の方は衝撃的だと思います。 性能は「可もなく不可もなく」になってしまっていますが、抜群に使いやすくなっていますね。 非テンションなので、ちょっとスピード的にはきつくなっていますが、回転は比較的よくかかります。 今回は木材のみのラケットで試したんですが、ちょっと物足りなかったですね。 打球感はかなりソフトです。 変化についてはあまり出なかったですね。 少しボールが揺れるかな?くらいの感じで、中国ラバー独特の強烈な変化はありませんでした。
飛ばないためコントロールは抜群につけやすいですね。 これにグルー使えたらいいだろうな、と個人的には思います。 特厚があればぜひ使ってみたいですね。 このラバーにも「日本スポンジ」が一応存在していますが、「889-2」の件があるので、使うかどうかは微妙です・・・・
「特徴がないのが特徴」といってしまいたくなるような、特筆すべき性能がなかったですね 低価格な日本の表ソフト的な感じです。 扱いやすいんですが、実践で使うかどうかはちょっと悩みますね。 ボールに癖がなさすぎるので、返球されやすかったんですよねぇ・・・ 強いて言うなら回転がややよくかかる程度、ですか 使う人を選ばない感じのラバーではありますね。
「旧889」はスポンジが硬く、シートもものすごく中国の特徴がでていて「これぞ中国ラバー!」といった感じでしたが、今回の「889」は見た目も打った感じも非常におとなしくなってしまっていました。 でも地味にいいラバーでしたね。 安定感を求める堅実派な方にはいいかもしれないですね。 グルーが使えるとホントいい感じにはなりそうでしたが・・・・ ラケット自体に弾性がないと、ちょっと厳しかったですね。