「巨龍」という国内ではほとんど見かけることのないメーカーから登場している非粘着テンション「KARATE SOFT」です。ソフトというだけあって「HARD」も用意されています。 このメーカー、中国ラバーでありながら、中国国内ではほとんど見かけることはありません。 主な流通が「北米・ヨーロッパ圏」という中国メーカーながら面白い販路を持っているメーカーですね
名前のとおり「カラーテ」が前面に押し出されたパッケージです。 しかし、中国メーカーなのに「カラテ」とは・・・・ヾ(;´▽`A“ このメーカーのパッケージは非常につくりがしっかりしており、厚みがあります。 ラバーが従来の中国ラバーに比べるとかなり大きく、中国ラバーにあった「カット用に貼りづらい」という問題がないです。
このメーカーのテンションシステム「トランポリンテンション」という物らしいのですが、名前のとおりの物だと思います。 玉を突いてみると「ポンポン」と柔らかく反発力があり、非常に良くはねる印象を持ちました。 食い込みがありその後飛び出す、という感じで打っていて打球感がドイツテンションに近いような感じですね 最初カーボンラケット(JOOLA スリーカーボン)での使用でしたが、とにかく良くはねるため、木材のみの五枚合板(アバロックス P500)での使用に変更しました。 弾性は相当な物ですね。 打球感が柔らかいので打ちやすく、飛ぶ割に扱いやすい印象を受けました。 飛距離がかなり出るので、若干の修正が必要ではありますね。 球離れがよく、柔らかいラバーながら、ハードヒット系の技術がやりやすかったです。 打球時につぶれきる前に飛び出すので初速性能がかなり高い感じですね。 少し下がり目の位置からもかなりスピードのあるボールが放てます
スピード性能は抜群ですが、回転性能がちょっと厳しい感じですね。 スピードで押していくタイプのラバーだといえます。 軽い力でコンパクトに打球することで非常に軽快にスピード感のあるプレーができると思いましたね フォア・バックどちらでもいけそうです。 バックでの使用だと、相手のボールを抑えるのに少々苦労します。 回転のかかったボールを受けると反発力が強く、飛び出しすぎてしまうため、角度調整にかなり苦労をしました。 強い力が加わると相当跳ねるラバーですね。 ホントに飛距離が良く出るため、前陣でのプレーが慣れるまでに苦労しましたね。
台上でのレシーブや小技は意外にもやりやすい印象でした。 薄くあてるツッツキなどはブロック時などと比べるとそれほど弾まず、意外にもやりやすかったです。 フリックなど力を加えるようなプレーは距離が出すぎてオーバーするため、修正が必要でしたね。 この辺は強い弾みのため取回しが悪いだろうと思っていましたが、やりやすい感じがしましたね
回転よりもスピードに重点が置かれているタイプのラバーですね。 打球感が非常にソフトで球離れの良いラバーです。粘着がなく非常にソフトなため、中国ラバーらしくない質感でした。 ボールの軌道や球質を見ていると、なんなくドイツテンションですね。 ドイツテンションほどの暴発ではないので、慣れれば使いこなせると思います。 非常に良く弾むのでスピード大好きな方にはオススメです