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薄いスポンジがボールを掴む
「air illumina α 」45° 1.0mm ホワイトスポンジ

air社の看板ラバーともいえる「illumina」もかなりタイプが登場していますが、スポンジ厚を抑えた「1.0mm」がラインナップされました スポンジの硬度やカラーにより性能が異なる様になった同ラバーですが、1.0mmタイプは薄いスポンジにもかかわらず食い込みがあり、回転のかけやすいラバーとなっています

 

 

イルミナα1.0mm (4)  イルミナα1.0mm

パッケージは共通ですので同じですが「1.0」というスポンジ厚が記載されています スポンジ硬度は「45°」とありますが、硬さは旧「ホワイトスポンジ」ほどの硬さはなく、食い込みがあるラバーに変わっています 旧ホワイトスポンジを使いやすくした感じですかね

イルミナα1.0mm (1)  イルミナα1.0mm (2)  イルミナα1.0mm (3)

スポンジが厚さの割に食い込む事が最大の特徴ですね これにはかなり驚きます 食い込んだ後の飛び出しは厚さの関係上弱いですが、ボールをしっかりと掴んでくれる為、回転のかけやすさとコントロール性能は非常に高いスペックを持っている印象ですね シートに大幅な改良は見られませんが、より使いやすくなっている印象がありますね

打球感がゴクウスタイプ独特の板で直接打っている様な打球感は薄く、ボールを捉えて飛ぼうとする感覚は他の薄いラバーとは一線を画している印象ですね 強い打球に対しては食い込んだ後の反発が弱い為不向きですが、ドライブ等、回転をかけるうち方に関してはしっかり飛んでいってくれるラバーです スピードは印象としてはこの手のラバーの中では良く出る印象ですね 初期のillminaと比較すると回転性能は向上しているので、安定性の高いラバーに変貌しています

特に威力を発揮するのが台上やサーブ等の小技系で、特に台上に関しては安定感が抜群です 低いボールを持ち上げやすいので、2球目や小さなレシーブを打っていけることが強みです 食い込みが非常に良い方に作用していますね 回転やスピードに関しては回転はかけやすくなっていますが、どちらかというとスピードよりのラバーですので回転量よりは「かけやすさ」の方が重視されている印象ですかね スピード性能はこの薄さの割に出る方です 意外性は少ないラバーですが安定性があり、より実践的になっているラバーではありますね

フォアでは完全にパワー負けしてしまう印象でしたが、バック面での使い勝手はかなり印象的でした 特にドライブ系が安定し、ペン・シェークを選ばない汎用性の高さも魅力です 薄いにもかかわらず食い込み、飛び出そうとするので良い意味で独特なラバーですね 薄いラバーの宿命で反発はこの手のラバーにしては良い方ですが強くはない為、前陣や補助的な技術用で主に威力を発揮するラバーです コントロール系のラバーと比較するとスペックは高いので、バック面での安定性と重量問題の解決には大幅に貢献できるラバーですね 弾む特殊素材系などでスピードを補えると薄いラバーでありながら攻撃性の向上は出来ますね クセがないのでバランスもグッドです ゴクウスタイプの新しい形になりそうなラバーですね

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