このサイトでは google adsense を利用しています

ラージボール初のカラーラバー 回転+安定性「JUIC プラージュⅢ」

総合卓球メーカー「JUIC」より登場したラージボール用ラバー「プラージュⅢ」です ラージボールでは初のカラーラバーという事で登場時に注目されたラバーですが、スペックとしては回転性能と程よい弾みによる安定性が特徴のラバーとなっています

  

パッケージはやや前時代的な雰囲気が漂うデザインやカラーリングですが、名前が大きく前面に出ているので判別はしやすいものとなっています 裏面にはラバーのスペックが数値化さてたものが掲載されています スペックでは「スピード 15 スピン 12」となっていますが、印象としては詳述しますが、粒の引っ掛かりとスポンジの食い込みの良さからくる回転のかけやすさと回転性能の良好さの方が印象としては強く、スピード性能はスペック程ではない という印象です

    

粒は縦目でかなり小粒 間隔が離れています 台形+円柱というタイプの粒形状ですね 硬さはそれ程なく、打球時に軽く掴んで粒に引っかかり、その後緩やかに飛び出すタイプですね 球離れはそれほど早いタイプではなく、弾性に関してはテンションとしてはおとなしいタイプです シートは中国製・スポンジは日本製というラージとしては珍しい構成となっています 濃い赤で気泡のあるスポンジというのはアームストロング社で使用されている「PZC-SP」に見た目が似ていますが、弾性はプラージュⅢに採用されているスポンジの方が優れています スポンジ硬度は数値による記載はなく「MH」と表記されています

粒の引っ掛かりが良い点が特徴で回転は特にかけやすいラバーとなっています、ドライブ時にスポンジの食い込みと粒の引っ掛かりがあり、ドライブの打ちやすさが印象的ですね 軟らか過ぎるスポンジではないので、強打時に潰れて飛ばしづらい という事はないですが、ハードタイプと言う程の硬さではないですね 強打を主体とするスタイルよりはドライブを主とするスタイル向けのラバー といった印象です 弾道は弧線が作りづらいタイプではないですがやや直線が強い傾向にある印象 とはいえそこまで気になる差はないですね 気になる点としては飛距離があまり出ず、距離をとって打つ場合にはラケットによるカバーが必要になってきます スピード性能自体はスペック表の記載程のスピード性能は有してはいない という印象ですかね

中国製シート+日本製スポンジという、硬式の表ソフトでは見かける事がある構成ですが、ラージボールでは珍しく、シート・スポンジの特徴がよく出ているラバーです 弾性やスピード性能は数値程のスペックではないですが、回転のかけやすさや小幅ながら変化するというのはラージボール用ラバーの中で中国表的な特徴が出てくるのは面白いですね コスト面や入手の容易性がネックになってきますが、特徴的なスペックを有している部分も多く、回転のかけやすさとちょっとしたクセ球がこのラバーの魅力ですね

tti-labo更新情報はこちらから
PR