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超硬スポンジを採用 ナックル+安定性「アームストロング 赤マーク1-1 ラージバージョン シェーク裏面専用」 中

ラージボール用のラバーとしては「55°」というかなり硬いスポンジを採用しているのは2024年8月現在ではアームストロング社がラインナップしている「裏面専用」と謳われた数枚のみとなっています この「赤マーク1‐1」は硬式・ラージバージョンともにラインナップがあり、裏面専用として硬いスポンジ版が登場しています

  

パッケージはシリーズ共通なのでシールで判別する様になっています ラージ用は赤いシールが貼られている点がわかりやすいですね 他、PZC-SP等、ラバーのスポンジの種類によってシールが変わるので判別する事になります

    

ラージバージョン裏面専用のスポンジは白色系のスポンジです スポンジは高弾性の様な硬さで、テンション系のハードなタイプや粘着ラバーに採用されるような硬いスポンジと比較するとガチガチな硬さではないですが、ラージ用としては食い込む事が無くハードな打球感となっています クラシカルな高弾性表ソフトの打球感に近い印象を受けますね

スポンジの食い込みが皆無で球離れは程よくある印象 テンション系の様な飛び出しは無いですが弾性は高弾性という事と「中」という厚さを考慮すると比較的良いといえます 弾道はスピードタイプの表ソフトの様に直線的ですね スピード性能はそれ程高いラバーではないですが、表ソフトの特徴が良く出ているラバーです シートに滑りは無いもののナックルの性能は良好でこの辺りは硬式の表ソフトと比較しても違和感のない球質となっている印象です

スポンジが最も厚いものでも「厚」のみとなっている為、特厚以上を求める場合には選択肢からは外れるラバーですが、ナックルや安定性にスピードも程々に確保したい という、異質+変化を重視するスタイル向けのラバーでなので、ドライブ主戦のスタイルというよりは硬式でいう裏×表の様な異質スタイルに適したラバーとなっています 強打やブロックの際にボールを掴みすぎる事が無く、弾き飛ばせるため、硬式時の打球の様に打てる点が大きな特徴です またある程度スピード性能を確保しながら飛びすぎる事が無いので、テンション系と比較すると扱いやすく良好な性能を有するナックルをコントロールしやすいのは良いですね

かなり硬いスポンジで食い込みの無さはラージとしては特異な存在ですが、硬式と比較して違和感のない打球やナックルの質は良好です 変化の質と扱いやすさが特徴ですね 厚さが厚までとはなっていますが、高弾性という事を考慮すると弾性も比較的良いラバーですから、ラケットを高反発にすることである程度カバーをすることは可能となっています 摩擦力がそれほど無い割に滑りが少ないのは良いですね 大幅に回転性能が向上するタイプではないですが、摩擦力とナックルのバランスであれば、「ロジン」の方が適している印象です 価格がややネックですが性能的にははっきりとしているラバーなので替えの利かないタイプのラバーではありますね

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