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薄いシートと極厚スポンジが特徴 弧線タイプ
「andro RASANTER R47」

日本市場では一定の人気を獲得していた「RASANT」シリーズを全て廃止し、新たに登場したのがこの「RASANTER」シリーズです RASANTERシリーズには弧線弾道+回転を特徴とした「R」シリーズと、直線弾道+スピードタイプの「V」シリーズという系統でラインナップされています RASANTER Rシリーズは硬度が「R53」を始めとし、最もソフトな物では「R37 」と幅広い硬度が用意されています

  

パッケージデザインは基本的にはVシリーズ・Rシリーズ共通です カラーリングによってラバーの硬度が把握できる様になっています R47では同社のイメージカラーとなった「緑」を多く使った物となっていますね Rがラバーのタイプ 数字がスポンジ硬度を表しています スポンジ硬度はメーカー表記で「47°」となります

    

他社では「MAX」等に相当するスポンジ厚「ULTRA MAX」がラインナップされている点がRASANTERシリーズの特徴です RASANT系のラバーの特厚にあたるラバーが「2.1mm」だったので、かなりシートを薄くする事に成功している事が分かります この薄いシートの効果によって非常に引っ掛かりが良くなっている印象です メーカー表記でのスペックでは「SPEED 119」「SPIN 121」「CONTROL 85」となっています

RASANT系のラバーのシートが非常に硬い物だったのに対し、RASANTER系のシートは薄めで硬さはかなり抑えられている点が大きな変更点ですね RASANTER系の方が引っ掛かけて回転をかける事が容易になっています このシートによってスポンジの硬さの割に回転がかけやすくなっている点が大きな特徴です とはいえスポンジは他社のトップ仕様の同等の硬さがあるので、軽めの打球でグリップして使いやすい というタイプのラバーでは無いです スポンジの反発力は非常に優れており、下がった位置からでもものともしないですね 抜群のスピード性能と飛距離がある印象です 前陣で使うには飛距離が特に出過ぎる為、コントロールが難しいですね 弾道は弧線弾道が作りやすいタイプではあるものの、飛び過ぎるほどの弾性を有している為、下がった位置で打ち合う展開に適したラバーです

抜群の引っ掛かりと反発力の強さが最大の特徴で、威力を優先したラバーとなっています 引っ掛かり方は特に優れており、硬すぎないシートの影響は非常に大きいですね 台上でのドライブ・対下回転に対しての強さは印象的でした RASANT系の様なフルスイングして回転をかけるタイプとは大きく異なる為、全くの別のラバーとなっています 回転のかけやすさや飛ばし易さはRASANTER系の方が優れていますね プラボールの影響を最小限に抑えながら、ここまでの引っ掛かりと飛距離を獲得してるラバーです 回転性能も高く、総合性能は高いラバーです ネックとなるのはスポンジを限界まで厚くした事によることで飛距離が出すぎる点ですね かなり弾みが強いので、台上やサーブ等細かな部分での操作性に難が出てきています 前陣を主体とした場合には厚さの調整やラケットの変更が必要です 次にRASANT系と比較するとコストパフォーマンスが悪くなっている点ですね 他社のトップ仕様やシートの薄い同じタイプのラバーと比較すると、RASANTER系の方が高価格に設定されている点がネックです とはいえこの引っ掛かり方とスピード性能、ドライブの威力は魅力的なラバーといえますね プレースタイルを選ぶタイプのラバーですが、スピード・回転共に優れたテンションラバーです

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