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テンション粒としては使い易さ重視「ニッタク モリストLP」ゴクウス

数多くの用具を展開している「ニッタク」のテンション粒高「モリストLP」です テンション粒としては早い時期に登場し、ロングセラーになりつつあります テンション粒特有の強い弾みや容易に倒れる粒ではないですが、キレと変化のバランスが取れた粒高となっています

  

パッケージは青系で放電している様なデザインとなっています メーカー表記のスペックでは「スピード 6.50」「スピン 6.0」です 変化幅は大幅なものではないですが、沈む・揺れるといった変化幅はなかなか良好ですね スポンジ硬度はドイツ硬度で「40.0°」となっていますが、打球感はそこまで硬さはない印象です

  

粒の配列は横目で少し離れているタイプです 細さもそこまで極端に細いものではないですね 粒の硬さも同様に変化やキレを最重視したものと比較すると、当てただけで倒れる様な軟らかさではないですね 軽く力を加えて倒し、変化やキレをつけていくタイプです テンション系としては弾みが抑え目で飛び過ぎることが無く、非テンションタイプで「もう少し弾みが欲しい」といった場合に適した粒高 といった印象です

テンション系としては「使い易さ」を重視したタイプとなっています カット・異質攻守どちらでも使いやすい粒ですが、攻撃性に関してはやや物足りなさのあるラバーです どちらかというとカット向けの粒高 といった印象ですね 特に台上での操作性や少し下がってカット等で飛距離が出すぎる事が無いので、コントロールしやすくスピードを上げる事に成功しています 大きく下がるとラケットによっては飛距離不足がある印象 特殊素材系では改善しますが、かなり下がった位置でのカットは木材系では飛距離が出しづらいですね 異質タイプではブロックや台上でのプッシュ等で威力を発揮しますが、攻撃性よりは安定性を重視したラバーといった印象 攻撃力を優先する場合はラケットの組合せが重要になってきますが、ブロック等のバランスに注意する必要があります 意図的に変化がつけやすいラバーなので、ナックルや回転に対して変化をつけていく といった場合のコントロールに優れているラバーです

テンション粒を最初に使う という点ではお薦めしやすいラバーです 際立った変化幅やスピード性能は有していないですが、非テンションからシフトする段階の粒としては弾みも程よく、扱いやすい粒高ですね ネックなのはコストパフォーマンスで、割高感のある価格帯となっているのが残念な所です 国内メーカーは基本的に日本製の非テンション粒が多いので、国内メーカーのテンション粒 というのは貴重ではあるんですけどね ちょっとスペック的には無難にまとまりすぎているかな といった印象です とはいえ総合力が高い粒高で、キレと変化のバランスが良いラバーとなっています

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