バタフライのロングセラーであった日中号スーパーもついに廃盤となってしまいました・・・・個人的にはごく短い期間しか使ったことがないラケットですが、表ソフトとの相性がよく、韓国選手が表ソフトとの組み合わせでオリンピックメダリストになったりと実績は十分あるんですが、ノングルーだと厳しい弾みになってましたね。 ブレードが非常に小さく、取り回しの良いラケットです
合板構成は五枚でラケット自体は非常にベーシックな感じです。 弾みそこそこで「ミッドファースト」表記よりやや物足りない印象です。 テンションを使用しても弾みとのバランスがとりやすいと思います。 ブレードサイズは「154×143mm」で、見た感じもそうですが非常に小ぶりなラケットです。 ブレードの厚さが「8.1mm」もあるそうで、特殊素材+6mm前後の厚さが好まれている現代卓球の用具と比較するとかなり厚いです。 打球感はやや硬めですね ノングルー時代の現代での表ソフト使用は弾みが物足りなかったですが、扱いやすいので安定した打球が可能です
今は見かけることがほぼない「ファストバック」のグリップです。 同社だと「センコー」シリーズの一部にコレ採用されてましたねー このラケットは初期モデルなので、ブレードに印刷もなくプレートも旧型です。 このグリップがもたらす効果がイマイチ不明なのですが、特徴的なグリップではありますね 相性としては裏ソフトよりも表向きなラケットで、トップ選手の使用実績が多い事からもその事が伺えます
この小さいブレードが操作性をかなりアップさせています 前陣で速いプレーをする際にはコレは大きい点ですね 一発で打ち抜く、というより手数で攻める感じのプレーの方が合うラケットですね。 打球感にクセもなく扱いやすいので、丸型のペンユーザーに長年受け入れられてきた理由はわかりますねえ 日本式の中でもかなり少数派な丸型ラケットです。 ブレードが小ぶりでヘッドがまわしやすいので、威力を発揮するのは切り替え以外では台上でのプレー等での細かな操作ですね ここはかなりやりやすいです
ブレードが極端に小さいので前陣ですばやいプレーをする為のラケット といっても過言では無かったですね 硬質で弾きますし、表と合わせるには良いラケットといった印象です 好みがはっきりと分かれるラケットですが替えの効かないラケットの為、現在でも見かける事が多いですね この独自性がロングセラーになった要因の一つですね