用具検証
「インナーフォースレイヤー ZLF」
×「アタックエイトEX-X PZC-SP」中

特殊素材を内側に配したラケット「インナーフォースレイヤー」シリーズで「ZLF」を採用し、非常にソフトな打球感と回転のかけやすさが特徴である「インナーフォースレイヤーZLF」とテンションシート「EX-X」タイプに超軟性スポンジである「PZC-SP」を合わせた変化系表ソフト「アタックエイトEX-X PZC-SP」の組み合わせを検証・数値化

 

打球感 3.5~4

「中」までラバーを薄くした打球感としては食い込みもあり、響きの少ない打球感となっています ラバーの硬度が「25°」と非常にソフトなラバーですが、薄くしてもこの軟らかさは特徴的ですね インナーフォースレイヤーZLFのフィーリングも合わさり、ソフトな打球感となっています 「ラージボール兼用」という、特殊なスペックをしているラバーですから、一般的なテンションラバーの同程度の弾性や飛び出し方はしないですね

弾性 3.5

弾性面に関してはラバーのスペック上、際立って弾むタイプではないですし、前述している通り「ラージボール兼用可能」なラバーですから、食い込んだ後の飛び出し方はかなり抑えてあります インナーフォースがシリーズ中でも特に掴むタイプのラケットでもある事から、特殊素材系らしい「硬さ」「弾き」というのは無いですね 前に飛ぶ力は控えめな組合せですね このラバーの特性である「クセ球」や「回転のかけやすさ」というのは健在です 変化系の特性と安定性を更に高める組合せではありますが、攻撃的なスピードボールは難しいですね スピードや直線的でシャープな弾道を求める場合はラケット変更は必要ですね

球持ち 3.5

PZC-SPスポンジの軟らかさとインナーフォースレイヤー・ZLFのソフトな打球感 どちらも球離れの早い用具ではないですが、組み合わせると球持ちの長さが特徴的ですね ラバーの厚さが薄めですが、打球時にグニャッと食い込みます ラケットの硬さを感じないのは印象的ですね 球離れはかなり抑え目なので、弾く打球に難がある印象です プッシュやブロック・台上等で攻撃的な打球をした際に飛びすぎない点は良いのですが・・・ 攻撃的で表ソフト特有のスピードボールを求めるというよりは、安定性を高めて、粒高の様な球質プラスαを求める という組合せですね

総評 6.5

粒高から変化系表ソフトへと移行していく時期に使用するには良い組合せですが、表ソフトの「弾く」打ち方が難しいので、押す打ち方で打球した方が適している組合せですね 一般的な表ソフトとは性能が異なるので注意が必要です アタックエイトの良さを引き出しつつもインナーフォースレイヤー・ZLFの球持ちの良さが表ソフトらしからぬ独特の打球感を生み出しています 粒高に+αで弾み等が強化された印象です スピードを出すには更に厚くする必要がありますが、台上やブロック等の細かな部分では十分な弾性ですかね レシーブの安定性や変化性能を重視する場合には良い組合せですね スピードや弾道等「表ソフトらしさ」を追求する場合にはラケットの変更やラバーの厚みを上げた方が良いです

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的にはインナーフォースレイヤー・ZLFでは軟らかすぎて弾けないので、難しいですね 弾いても食い込みが強く飛び出さないので、使い方を選ぶラバーです アタックエイトEX-X PZC-SPはアタックエイトの中でも使いやすいので、ラバーの厚さを「中」まで薄くするのは「あえて」という条件で無い限りは「厚」以上で使用したほうが良いです 中を使うメリットとしては台上で仕掛けた際にボールが伸びすぎない事が大きいです ブロック性能の高さもありますが「中」だと、飛距離が少し物足りないですね インナーフォースレイヤー・ZLFには打球感が軟らかすぎる印象ですかね