用具検証
「ラージスピア」×「SPEEDY SOFT D.TecS」2.0(ラージ)

ケブラー素材使用したラージ用ラケット「ラージスピア」とラージボールではハードな打球感が特徴であるドイツテンション表ソフト「SPEEDY SOFT D.TecS」の組合せを検証・数値化

打球感 7 ※ラージボール換算

アウター系でカーボン系のラケットであるラージスピアの打球感は非常に金属的で硬質である事やラージボール用のラバーの硬度としては「32.5°」という硬度は硬い部類に入るラバーとなる為、硬式時の打球間と比較をすると、大幅に硬さのある打球感へと変わります カーボン系特有の硬さはありながら、響きは極端に出る打球感ではないですが、食い込ませて打球をする事は難しい組み合わせですね 弾きが強くなるので、食い込んで飛び出す という打球感ではないです 硬式と兼用できるラバーとしては「アタックエイトEX-X PZC-SP」がありますが、アタックエイトEX-X PZC-SPの様な硬式・ラージ共に「らしさ」が出てくるラバーでは無いですね 硬式の方が適している印象です ラージボール時での打球感では中国表までは行かないですが、日本製の硬めの表ソフトに似た打球感といった印象です 後述しますが、打球時に食い込んだ後に飛び出す球離れというのは抑えめですね

弾性 5~5.5 ※ラージボール換算

ラケットの弾性は非常に良く弾むラージボール用ラケットなので十分な弾性を確保する事が可能です SPEEDY SOFT D.TecS は「アツ」に相当する「2.0mm」を使用していますが、弾性に関してはまずまず良好です ですがこのラバーは「打球感」の所で前述していますが、硬式時の様な程よい食い込みの後に飛び出してくる様なテンション特有の飛び方をラージではしない為、注意が必要です 強い打球時には食い込む感じがなく、また硬式時では程よい食い込みの後に飛び出す様なシャープさが無い為、ラージボール時ではドライブが打ちづらくなっています 硬式用の表ソフトをそのまま使っている感じに近いですね スピード自体はまずまず出せる組合せです 弾道は直線が強い傾向ですね

球持ち 6 ※ラージボール換算

球離れが早い というよりは「食い込みが感じられない」ということで高めの数値にしています ボールを受けた瞬間に飛び出す様なタイプではないですね 硬さが目立ち、ボールの飛び出しが強くないので、ブロック時や振った際に飛ばしづらい点がネックです 硬くて弾く感じがある割にはボールが出て行かないですね 硬式時の様に少し食い込んだ後に飛び出して行く良好な球離れはラージでは出ていないです ラケットの影響もありますが、硬さと弾きに対して、ボールの飛び出しに物足りなさが目立つ組合せでしたね

総評 3

ラージボール時での印象としては「硬い」「テンションとしては弾きが控えめ」ですかね ラージスピアの弾性や硬さ・弾きといった特性の関係で打球感が硬くなるのは仕方の無い部分ですが、硬式時の様な飛び出しが見られないのは残念でした 特に打球後の飛び出しがテンション系特有のスピードや球離れが無いのは厳しいですね 更にドライブが打ちづらいのはネックです 硬さの関係が大きく影響し、ラージボールでは回転のかけづらさが目立ってしまっています ハードヒット時に硬さに負けないのは良い点ですが、硬さと弾きのある打球感としてはボールが飛び出さないので、弾いた時にはもう少しうピー度や飛距離が出て欲しい部分です 硬式時では「やや変化系」という扱いのラバーですが、ラージボール用ではボールが良く止まります が、変化の質としては特筆する程ではないですね 打球感は硬式時のラバーで打っている感覚なので、「兼用」という程のバランスは無く「ラージボールでもとりあえず打てる」といった印象ですかね ラケットをソフトな物にした方がまだ良いですね ただ、硬式時の様な個性はでない印象でした

アリ? ナシ ? 実験者感想

この組合せで使うにはちょっと厳しいですね 硬さや弾きの割には飛距離やスピードが厳しいです もう少し弾いた際に飛び出して欲しかったですね ラケットとの相性が個人的にはあまり好みではなかったので、もう少し軟らかい物で使います 飛び出しが欲しかったですね  ラージ向けのラバーでは無いですね