用具検証 「CARBONADO 290」×「インパーシャルXB」

1mm辺り、約200gのカーボン素材を90°の角度に配置 シリーズ中最も直線的な弾道が特徴の「CARBONADO 290」とスピード系表ソフト「インパーシャル」をベースにテンション化し、スピードとナックルボールを大幅に強化した日本製テンション表ソフト「インパーシャルXB」の組み合わせを検証・数値化

打球感 5~5.5

CARBONADO290はカーボンラケットでありながら、特有のガッチリとした特殊素材らしい硬さはかなり抑えられており、一般的なカーボンラケット程の硬さとは異なる硬さをしているラケットです ここにタマス社のテンション系表ソフトとしては最もソフトな硬度となる、インパーシャルシリーズのXBと組み合わせていますが、打球感は極端な硬さにはならず、やや硬い程度ですね 強いインパクト時にラバーが食い込み、ラケットがはじき出しますが、カーボンラケット特有の弾道ではなく、ボールを納めやすい点が特徴です これはラケットによる影響がかなり大きいですね 響きが抑えてあるのも特徴的です 典型的なボーンラケットと比較すると、大きく異なる打球感となっていますね

弾性 7~7.5

ラケットの弾性はSTIGA全体の物と比較してもトップクラスの弾性を有しているラケットで、更にインパーシャルXBの抜群の弾性が加わる事で、弾性に関してはかなり弾む組合せとなってます 更に飛距離が出る為、下がった位置からでも威力のある強打が打ち込めるのはインパクトがある組合せですね 非常に弾む用具同士の組合せとはいえ、かなり飛距離が出る組合せとなっています その為、前陣で使うには飛距離の調整が難しくなるので、距離感の修正が必要となってきます 面白いのはカーボンラケットでありながら棒球になりづらい点ですね これはかなり意外です ドライブ等では直線が強くなりますが、直線的に飛びすぎてオーバーする という事は一般的なカーボンラケットと比較してかなり低くなるので、ここがCARBONADO290の特性ですね

球持ち 5.5

カーボンラケットで弾性重視の場合は非常に硬質で球離れの早い物が一般的ですが、先に書いている様にCARBONADO290では極端な球離れがなく、独特のフィーリングをしています ここに軟らかめのスポンジを採用しているインパーシャルXBを合わせていますが、スポンジに軽く食い込み弾き出す為、スピード系のテンション系表ソフト × カーボンラケットとの組合せとしては硬質さや球離れは控えめですね かなり意外なものとなってます これによりショートやブロック時の操作性は若干良くなっていますが、硬質で球離れの早いものを期待していると、意外な球持ちが影響してくる印象ですね 瞬間的な掴みがある事に加えて飛距離がかなり出るので、ここは注意が必要です なのでハードヒット時に少し遅れて出てくる印象ですね 瞬間的にあわせるような打球がやりやすくなっていますが、強い打球の場合に掴む点が好み分かれる組合せと言えます

総評 6

弾性不足は解決される組合せですが、飛距離が前陣を主とするプレースタイルの場合は影響が大きいですね ブロックやショート等はカーボン系のラケットとスピード系のテンション表ソフトの組み合わせとしてはフィーリングがカーボンらしさが軽減されており、若干ですが、操作性を上げています ですが飛距離が非常に出る事で、ボールを前陣で抑えることは難しくなっています 台上等の小技も同様です 前陣で使用する場合はかなりコンパクトに扱う必要がありますね 特に厚い物を使用する場合はある程度距離を取った方が良いです 一般的なテンション系表ソフトと比較するとスピード性能は抜群なので、少し下がった位置からでもかなりスピードのある強打が打てるのは魅力です スピード+ナックルボールがより攻撃的になります ですが一般的なカーボン系のラケットにスピード重視のテンション系表ソフトと組み合わせた場合では打球感や弾道が極端に偏る為、今回の組み合わせの様にはならないですね これはCARBONADO290がかなり影響している印象です ラバーの軟らかさを損ねない、独特なカーボンラケットです スピードと飛距離に関しては非常に素晴らしく、スピードで圧倒する組合せとしては成功していますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

カーボンラケットとしては硬さや響きが少なかったですね 硬さのあるラケットして身構えていたので、これはかなり意外でした 弾性は前陣で使うにはかなり難しくなるので、少し距離を取る必要がありましたね 同じ位置でブロック等を行うと、飛距離が出すぎてしまいました 少し下がった位置から打ち込んだボールが失速せずに打ちぬけるスピードが出せるのは魅力的ですね




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