用具検証
「ルーティスレボ」×「VEGA TOUR」

特殊素材を「Gカーボン」から「FEカーボン」へと変更し、カーボンの弾みを備えながらも硬すぎない打球感が特徴の「ルーティスレボ」とVEGAシリーズ最上位として登場したドイツテンションラバー「VEGA TOUR」の組み合わせを検証・数値化

打球感 4.5

スポンジ硬度が45°と硬すぎない硬度である事や、ルーティスレボで採用されたFEカーボンがカーボン特有の硬質で球離れの早さがあるカーボンではない為、ラバーの食い込みを損ねていない組合せとなっています 打球時にラバーに食い込ませながら、回転をかける事がかなりやりやすくなっている印象です 軟らかいラバーにありがちな食い込みが強すぎて飛ばない という事が無く、軽い食い込みの後に飛び出して行くので、回転のかけ易さと飛ばし易さのバランスが非常に良い組み合わせとなってますね

弾性 6

カーボンラケット×ドイツテンション系ラバーとの組合せという事もあって、弾性面は良いですが、従来型のVEGAシリーズと比較してスペックが引き上げられている為、スピードや飛距離等、様々な面で攻撃力アップを達成しています 弾道はやや直線的ですが、弧線が作り辛い事は無く、ループ・スピードドライブどちらもバランスよく打てる組合せです ハードヒット時にラバーがやや掴みの強さがあるものの、ドライブの安定性と威力のバランスの両立は非常に良い組合せですね 対上回転のラリーに強さを発揮します クセの無い綺麗な飛び方をするので、球質の面での「クセ」というのは少ないですが、回転性能は良好です

球持ち 4.5~5

打球時にラバーに食い込み、弾き出すバランスの良さがあり、極端に上に上がる・前に飛び過ぎる という事は無いですね 前述していますが、ループ系・スピード系、どちらのドライブもバランスよく打てる組合せです 食い込みの強さの割に前に飛んでくれるので、しっかりと溜めて打つと威力のあるボールが打てますね 前陣では適さないですが、少し下がった位置からドライブを打ち合う様な展開に強さを発揮数印象です ルーティスレボがカーボン特有の個性を抑えつつも「カーボンの弾み」を出しているので、これがラバーとの相性をよくしていますね 掴みの強さがあるので台上での打球時に遅れて出てくる部分に気を使うものの、トップ仕様と比較すると荒々しさが抑えてある為、ここは強みではありますね

総評 7.5

ドライブの安定性と威力の両立 という点では非常に良い組合せとなってます VEGA TOURの掴みとルーティスレボのカーボンとしては硬すぎない打球感や弾きは非常にバランスが良いですね ドライブの打ち分けもやりやすく「ドライブ」に関しては非常に気持ちよく打てる様なってます 気になるのはつかみの強さから来る弾き辛さですね トップ仕様のラバーと比較して回転のかけやすさがあるのは良いですが、弾き飛ばす様な打ち方には適していない印象です ラバーが掴むのでこれは仕方が無い部分ですね ドライブを中心とした対ラリーに強みを発揮する組合せで、多少下がった位置から安定したボールを打てるスピードや飛距離を確保できているのは大きいです このラバーで物足りない場合は上位ラバーである「OMEGA」系へとシフトしていくことになります 後はラバーの価格がコストパフォーマンスを一つの「売り」としてきた、VEGAとしては高額に映る点がネックですかね OMEGA系と価格差に大きな開きが無い事やラバーによっては似ている部分のあるラバーがある事から(OMEGA TOUR) 選択肢に入れ辛い点は残念ですね とはいえルーティスレボとのバランスは非常に良く、ドライブ主戦でラリーの安定性を優先する場合には良い組合せではありますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

少し下がってドライブを打ち合うには強さがありますね 前陣よりも少し下がった方がより適している組合せです グッと掴んで弾きだすので、掴むタイプのラバーとしては飛ばしやすいのは良いですね VEGAとしては安価ではなくなりましたが、スペック面では「シリーズ最上位」を謳うだけのスペックは有しています ルーティスレボがカーボン系ラケットとしては良く掴むので、ドライブのかけ易さと飛ばし易さのバランス+威力という部分では良いです クセのある組合せではないので、ドライブ主戦のプレースタイルで食い込ませる打ち方であれば、フィットしやすい組合せですね




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