用具検証 「SKカーボン-CS」 × 「TANGO ULTRA」2.0

板厚が「5.2mm」と非常に薄く設計され、使いやすいタイプのカーボンラケット中国式「SKカーボン-CS」とやや硬めのスポンジを採用したドイツテンション系表ソフトで回転性能と弾性のバランスタイプ「TANGO ULTRA」の組合せを検証・数値化

 

打球感 5

TANGO ULTRAのスポンジ硬度は「40°」とドイツテンション系としては少し硬めの物となっています ここにカーボンの特徴が色濃く出ているSKカーボンと合わせると、打球感はカーボンの硬さと響きが強めに出ていますが、ドイツテンション系の表ソフトは硬すぎるスポンジではない為、やや硬めのスポンジを採用しているとはいえ、バランスの良い打球感となっています 軽・中打の場合には食い込みすぎず、強い打球時に食い込みます カーボンの特性は強いですが、硬すぎる事が無い組合せですね

弾性 5~5.5

「2.0」はアツに相当する厚さではありますが、テンション系らしい弾性とカーボンラケットの弾性で優秀な弾性を確保できています 飛距離の部分でやや物足りなさはあるものの、スピード性能や弾き易さ、前陣での安定性を取るには2.0という厚さは威力とのバランスを考慮すると良いですね カーボンラケット×テンション系表ソフトらしい、スピードと直線的な弾道が前面に出ている組合せです ラバーが少し硬さがある事やカーボンの硬さ・弾きの良さがコンパクトなスイングでもスピードや飛ばしやすくなっているので、ピッチを重視した打球に適している印象です

球持ち 5.5~6

強い打球時にラバーが食い込みますが、カーボンラケット×ドイツテンション系表ソフトらしい球離れをしている組合せです 球離れが早めになっているので、ドイツテンション系の表ソフトとしては弾き易くなっています 強打時に気を使うものの、ドイツテンション系としては強い打球の際に食い込みすぎる というのはかなり軽減されている組合せですね 硬すぎずに弾ける・飛び出しが早い 等、球離れと掴みのバランスが良い組合せとなってます

総評 7.5~8

ドイツテンション系としては少し硬質なラバーである事やカーボンの特性が強いラケットである事が、組合せとしてのバランスが非常に良くなっています ドライブ・ハードヒットどちらもコントロールしやすく、ブロックやプッシュ等で飛び出しすぎない という点が良いですね 2.0 という厚さがさらに扱いやすくしています 飛距離が落ちる為、少し下がると厳しいですが、前陣で早い打点を追求する分にはスピードの出しやすさ・弾き易さ等、安定性と威力の両立が出来る組合せですね カーボンラケットの特性がかなり強く出るラケットですが、TANGO ULTRAの特徴を消す事無く、スピードアップをしています ネックとなるのはTANGO ULTRAの価格や入手のし辛さですね TANGO ULTRAと比較して安価なラバーも多く、スピードや回転性能に優れるドイツテンション表は少なくないので「あえて」という場合でない限りは選択肢に入りづらくなってきます またカーボンラケットと組み合わせるので、「40°」というスポンジ硬度が「硬い」と取られる可能性も「無い」とはいえない所ですね とはいえ、ドイツテンション系の表ソフトしては「変化」の部分でも良好で、スピード・回転・変化のトータルバランスは良いラバーです 価格差が結構ある点が残念な所ですね 組み合わせとしては非常に良いので、お勧めはしやすい組合せですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

強打時に潰れる事を抑える事が出来る事やカーボンの特性は強いものの、打球感がガチガチになり過ぎない点は個人的には良かったですね フォアで使うには40°のスポンジ硬度とSKカーボンのバランスは良いです ドライブや強打が打ちやすいですし、ラバーの回転性能を損ねるような事も無いです より直線的で球離れが早くなっているので、表ソフトの特性を活かしやすくなっています 価格改定で価格が大幅上昇したのが残念ですし、入手し辛いのがネックですね 組合せとしてはお勧めです