用具検証
「SPIN ACE CARBON」×
「Blue Fire Big Slam」

軽量反転式のカーボンラケット「SPIN ACE CARBON(スピンエースカーボン)」と直線的な弾道とハードな打球感が特徴である「Blue Fire」シリーズでは最軟硬度のスポンジと専用設計のシートを採用したサウンド系に位置するラバー「Blue Fire Big Slam」の組合せを検証・数値化

打球感 4.5~5

「サウンド系」に位置しているラバーとしてはシートの硬さに特徴がある事や反転式としては攻撃的なカーボンラケットに仕上がっている事等から組合せとしては硬さと弾きのある打球感となっています 特にBlue Fire Big Slamのシートの弾きは特徴的ですね このシートがサウンド系でありながら、大きく打球感を変えている印象です スポンジ硬度が40°とソフトなので通常はかなり食い込みが強くなるはずですが、このラバーに関しては先述した通り「シートの硬さ・弾き」が影響して、打球感を少し硬くしています これがかなりサウンド系とは離れた打球感となっており、球質としては一般的なサウンド系よりは威力の出せるラバーとなっています ここにカーボンラケットである、SPIN ACE CARBONと合わせている為、より直線的な弾道かつ、サウンド系としては硬めの打球感となっています とはいえスポンジがかなりソフトなので、強めに打球すると食い込ませる事は難しくは無いですね シートにしっかりと引っ掛ける事が重要です

弾性 5

Blue Fire M系のスペックを踏襲しているラバーなので、弾道はかなり直線的です こういった特徴を持つラバーにカーボンラケットをあわせていますので、弾道としては直線的な弾道+スピードが特徴の組合せとなっています 回転をかける際に強い打球でシートにボールをつかませる必要のあるラバーですが、ネックとなるのはスポンジですね 強く当て過ぎるとスポンジが食い込みすぎてしまうので、シートの硬さとスポンジの硬さのバランスが良くない印象を受けます とはいえスピードの出しやすい組合せですし、サウンド系としては威力のあるボールが打てる組合せではありますね サウンド系ラバーとしては避けられない「球威」という部分では強みを発揮します カーボンラケットとの組合せとしては使いやすい組合せなので、スピードと弾道を重視しつつ、使いやすさも という組合せです

球持ち 5~5.5

サウンド系としては結構なシートの硬さがある事やカーボンラケットである事等から、弾きとしてはやや早めとなっています 最大値を「5.5」としていますが、「5~5.25」位ですかね スポンジがソフトなので打球時に少し力を加えると食い込みますが、シートで弾き出すのでここが球離れの早さに繋がっている印象です 更にラケットがカーボンラケットなので、より飛び出しは早くなる組合せとなります とはいえカーボンラケットの特徴である「響き」は抑えられています シートに関しては裏面等で使用する場合、もう少し軟らかさが欲しい所ですが、硬すぎる という程ではないです

総評 3

サウンド系ラバー × カーボンラケット という組合せとしては打球感がサウンド系特有の極端な軟らかさがなく、しっかりとした打球感をしている組合せとなってます 特に弾きや球離れはサウンド系らしさはかなり少ないですね ラバーに関してはシートの硬さとスポンジの硬さはあっていない印象ですが、SPIN ACE CARBON との組合せはまずまず といった印象です ですが裏面等、細かな部分で使うにはもう少しシートがソフトな方が良いですね ハーフボレー等では弾きやすいですが、ドライブの場合はスポンジとの関係で力の加え方を難しくしている印象です なのでシートをソフトにしてサウンド系の特徴をもう少し強く出した方がバランスの面では良いかな という印象でしたね サウンド系としては威力のあるボールが打てる組み合わせですが、ラバーのコストパフォーマンスの悪さやサウンド系としては打球感に「爽快感」「金属音」等が少ない事がネックです やはり「サウンド系らしさ」は欲しい所ですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

サウンド系ラバーとしては実用的ではあるんですが、コストパフォーマンスがよろしくないですね やっぱりサウンド系なら「金属音」は打球毎になって欲しいものです 音も高い音ではないですし、大きくないので、やはりサウンド系の部分で物足りなさはありますね とはいえ威力が出せるラバーですし、打球感が軟らかすぎて打ちにくい といったラバーでは無いです カーボンラケットと合わせた事で威力や直線的な弾道が更に際立つので「らしさ」はしっかりと出ています 個性はかなり強い組合せでしたね