用具検証「55A」×「松下浩二スペシャル」

独自スポンジ「QUANTUM SPONGE」に内蔵タイプの已打底を採用した、弾性と程よい掴みと球離れのバランスが良い微粘着裏ソフト「55A」とカット用ラケット「松下浩二」シリーズで、特殊素材フリースカーボンを採用した攻撃的なカット用ラケットである「松下浩二スペシャル」の組み合わせを検証・数値化

打球感 5~5.5

55Aは微粘着タイプの中国系ラバーですがスポンジが程よく掴み、弾き出すタイプのラバーで、一般的な中国ラバーと比較をすると食い込みと飛び出しのバランスが良好です このラバーにフリースカーボンを採用したカット用ラケット、松下浩二スペシャルを合わせると、少しだけ硬さがありながらも特殊素材系×中国系粘着テンションの組み合わせとしては硬すぎない打球感となっています スポンジの硬さとラケットの硬さのバランスが良く、軽く食い込んだ後にやや直線的な球筋で飛んでいきます カーボンによる響きはそれ程強くは無く、一般的なカーボンラケット比較をすると、打ちやすい組合せとなっています

弾性 5

カット用ラケットとしてはかなり弾むタイプのラケットですが、カット用らしい吸収性のバランスも取れている為、攻撃用ラケットの様な弾み方ではないです 55Aが中国系の粘着テンションとしては弾性が良いタイプなので、弾性は良い組合せとなってます 攻撃に関しては少し下がった位置から打った際に十分な飛距離やスピードは確保できています カットの際はボールが伸びる印象 軽く当てただけでもスーッとボールが飛び出して行きます その為、ツッツキ等の細かな部分で飛距離の修正が必要となってきます 55Aはシートが改善され回転量は向上していますが、カット用としては回転量は難しいですね カットしても十分な回転量を出すにはスペック面では厳しいです 中陣位まであれば十分なスピード・飛距離ではあるので、攻撃の比率を高くするスタイルであれば、といった条件の付く組合せですね

球持ち 5~5.5

松下浩二スペシャルのカーボンの弾き出しはカット用に調整されているので、カーボンラケットとしては程よい球持ちをしているラケットです ここに食い込みと弾き出しのバランスを取っている、55Aをあわせると、やや早くなりがちですが、打球時に少し食い込みがあるスポンジが球離れを極端に早いものにはしていないですね スポンジ硬度がこれ以上硬くなると打球感や球持ちは大きく変わってしまうので、今回のスポンジ硬度(38度)がギリギリで特殊素材系ラケットとあわせた際に打球時の球持ちをキープできるかな? といった印象です

総評 4

多少下がった位置で十分なスピードや飛距離を獲得できている為、攻撃力に比重を多く置く場合には といった組合せですね カット重視の場合はやラバーの回転性能の面で物足りなさは否めないです 弾性は良いとしても、回転の質でバランスとしてはイマイチですね 打球感は中国系ラバー×特殊素材ラケットとしては硬さや響きが抑え目で、打球時に軽く食い込んだ後に勢い良く飛び出して行きます  相性の面では「グッド」とは言い難く、打球感のバランス・弾性が良好という部分が特徴です  ラバーを中心にカットで使用する場合はラケットの変更が無難ですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的には松下浩二スペシャルは「攻撃用ブレードサイズで使いたい」ですかね 今回の組合せでは回転のかけやすさと弾みのバランスは取れているな という印象でした ただカットで使う組合せとしてはあまり適してはいないですね .飛びは良いものの、回転はやはり厳しいです 打球感のバランスは良いのですが・・・