用具検証
「レーザーカーボンプレシアスロータリー(カーボン)」 × 「ブースターHP」

異なる合板構成を持つ反転式カーボンラケット「レーザーカーボンプレシアスロータリー」角丸型のカーボン面と万能タイプのドイツテンション表「ブースターHP」の組み合わせを検証・数値化

打球感 4

レーザーカーボンはカーボンを搭載していながらも驚異的な軟らかさを実現しているラケットなので、相当な硬さのあるラバーでない限りは総じて軟らかく、球持ちの良いものとなります ブースターHPは「40.0°」とドイツテンション表としてはやや硬いタイプのラバーですが、このラバーとの組合せも例外ではなく、かなりソフトです 強打した際のボールの持ちが強いので、弾きづらさががありますね 軟らかさや食い込んだ後の飛び出しが強いので、ただ食い込んで飛ばない という打球感ではないです が、後述する「球持ち」に関しては相当掴む組合せとなっているので弾く打ち方ではなく、押す打ち方に適している組合せです カーボンラケットではありますが硬さや特有の響きは殆ど無いので、カーボンラケットの印象が大きく変わってしまいますね

弾性 6

かなりボールが遅れて飛び出してきます が、ラバーのスピード性能がきわめて優秀なのでラバーによる所が大きいですが弾性は良好な組合せとなってます 前述していますが、レーザーカーボンプレシアスロータリーのカーボン面はカーボンラケットらしからぬ打球感や弾道をしているので「直線・硬い」等といった、カーボンラケット特有の特性とは真逆のスペックを有しています そのためかなりソフトで弧線を描かせやすいラケットです スピードに関しては出しやすいですが、早いピッチで打球するには球離れや弾きの関係で打ちやすいとは言いづらい印象ですね

球持ち 4

レーザーカーボンの特徴が色濃く出ていますね 一般的なカーボンラケットの打球感や球離れとは明らかに異なるラケットで「これは本当にカーボンラケットか?」という程の球持ちのよさを発揮します このラケットで硬さを出すには裏ソフトであれば、47.5°以上の硬さは欲しい所ですね ドイツテンション系の表ソフトで多い硬度「37.5°」よりは若干の硬さは見られるものの、打球時に強い掴みがスマッシュ時に掴みすぎてしまい、遅れて飛び出してくる点がネックです ラバーの弾性に任せて、押し込みながら打つ方が潰れすぎて飛ばしづらい というのは少ないです グッと掴んでスピードのあるボールが飛び出していくので、弾む割にはコントロールがしやすい という利点はありますね

総評 4.5

ドイツテンション表ソフト×レーザーカーボンプレシアスロータリー(カーボン)との組合せで「硬い・弾く」という打球感を再現するには厳しいですね ラケットは「カーボン」という事にはなっていますが、一般的なカーボンラケットの印象からは大きくかけ離れているので、軟らかいスポンジが多いドイツテンション表と合わせるには好みがはっきりと出る組合せです 弾く打ち方が難しくなるので、大幅に打ち方を変える必要があるのはネックですね ラケットが極めて軽量なので総重量に関しては全く問題ないですが、表ソフトと合わせるには日本製の硬質なタイプの方がラケットのバランスを考慮すると適してますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

スピードはブースターHPの性能が優秀なので全く問題ないんですが、打ち方を変える必要があるのは厳しいですね 球離れが遅すぎるので、弾けないのは痛いです レーザーカーボン系のラケットの軟らかさは驚異的なので、表ソフトにしても裏ソフトにしても、硬さのあるラバーの方が打球感のバランスは取りやすくなりますね