用具検証
「CELERO WOOD」×「blue fire JP01 TURBO」

薄めの板厚ながら、弾性と弾きの良さが特徴のスウェーデン製5枚合板「CELERO WOOD」と際立った回転性能とグリップ力を有するドイツテンション裏ソフト「blue fire JP01 TURBO」の組合せを検証・数値化

打球感 5.5

CELERO WOODの弾きとblue fire JP01 TURBOの硬さ 組み合わせた際のバランスは良好で、ラケットの弾きがあるものの、ラバーの強力なグリップ性能でドライブを打った際に弾き出して回転をかけづらい というのは無いですね 少し硬さがあるかな といった程度です これはラバーの特性である「シートのグリップ力」が大きく作用している印象です 47.5°という、トップ仕様のスポンジを採用している割には硬さを感じさせず、打球時にグッとボールを掴んでくれます 打球感のバランスは非常に良い組み合わせですね

弾性 6

板厚の薄い5枚合板(5.5mm)と組み合わせていますが、かなり弾性は確保できる組合せですね ラバーのスペックが際立って優秀ですが、ラケット自体の弾性も良好なので、中陣程度までは問題なく飛距離が出せる印象です 非常に威力のあるボールが打てるラバーですが重量がある為、フルに性能を発揮するにはパワーが必要となります フルスイングできるとボールの威力に関しては際立ったものがありますね 弾道は弧線が強いですが上に上がりすぎる という事は無く、弧線は作りやすいが大きくなりすぎない弾道ですね ラバーの良さをラケットが上手く補助している組合せとなってます

球持ち 5~5.5

CELERO WOODの特性としては前述していますが「板厚としては弾く・やや硬質」という特性があるので、トップ仕様で硬いスポンジを採用しているラバーであるblue fire JP01 TURBOと合わせた印象としては、際立った球離れの早さは無いですね シートとスポンジ 共に硬いラバーと硬質で弾きのあるタイプのラケットを合わせると、一般的には球離れが早くなり回転がかけ辛くなってしまいますが、この組合せの場合はシートのグリップ力が強い為、スポンジの硬さの割には弾きが抑えられています 硬さはあるものの食い込ませにくい という程ではないですね

総評 7.5

blue fire JP01 TURBOの特徴を損ねる事無く、少しだけ弾きをプラスしてより前に飛ばしやすくなっている組合せですね 板厚が5.5mm程度の5枚合板ラケットは弾性や弾きの面ではかなり控えめで、回転のかけ易さを重視したタイプのラケットが一般的ですが、CELERO WOODの場合はこれらの面が解消されています 回転のかけ易さを残しながら弾きと弾性をアップさせる事に成功しているラケットです ラバーの性能を発揮させるにはシートに掴ませて振りぬくパワーが必要となりますが極端な硬さが無く、グリップさせやすい点が印象的でした その為、硬いラバー+弾き・やや硬質のラケットと合わせている割には打球感が極端に硬すぎない事や球離れが早くなり過ぎないですね 少し下がった位置からドライブを打ち合う展開に非常に強い組合せとなってます ラケットに関してはコストパフォーマンスとスペックのバランスが非常に良いですが、ネックとなってくるのはblue fire JP01 TURBOの重量やラバーの寿命ですね 非常に重量のあるラバーなので、総重量には注意が必要です また、非常に優れた弾性を有するスポンジですが劣化スピードが早く、最高の性能を維持している期間は長くは無い印象です もう少し弾性は緩やかに劣化していってくれれば・・・ですね ネックな部分はあるものの、総合力は非常に高いラバーです そのラバーの特性を損ねる事無く、薄い板厚としては飛ばせる様になっているので非常に良い組合せと言えますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的には推薦できる組合せですが、やや下がった位置でドライブ主戦のプレースタイルに特化する組合せですかね 前陣で使うには重量や弾性等の関係でラバーの性能を発揮させづらいです しっかりと溜めて、フルスイングできる位置での使用が最もラバーの特長が活かせます CELERO WOODが板厚薄めの5枚合板としては良く弾むので、ラバーの飛びをコントロールしつつも威力をプラスできているのは大きいです スウェーデン製のラケットとしては比較的安価なのも良かったですね ラバーの寿命がもう少しあればなあ という所ですね