用具検証 「アクアブレードα」
×「ACUDA BLUE P1 TURBO」

板厚を薄くし、表ソフトと裏ソフトを組み合わせた時のバランスを調整したシェークバージョン「アクアブレードα」と安定性を重視したラバー「ACUDA」の新ラインナップで特徴的な青いスポンジを採用したプラスチックボール対応ドイツテンションラバー「ACUDA BLUE P1 TURBO」の組合せを検証・数値化

打球感 6

アクアブレードαは表ソフトとのバランスを重視して設計されているラケットですが、板厚をやや抑えた事(6.5mm)によって、裏ソフトとのバランスも良くなっています 硬質で球離れの良さは健在ですが、回転をかけた際の弾きと飛び出し方が中国式等で採用されている板厚(7mm)程ではない為、扱いやすくなっている印象です このラケットに高価格帯のドイツテンション系では安定性を重視したタイプのラバーである、ACUDA BLUE P1 TURBOを合わせると、ラケットの弾きとラバーのグリップ力のバランスが非常に良くなり、回転のかけやすさと前に飛ばしやすくなる印象ですね 打球時にラバーがグッと掴み、ラケットで弾き出す組合せとなってます

弾性 6

反発力と球離れは板厚を抑えても良好なアクアブレードαに安定性重視とはいえ、メーカーは「コントロール重視」を謳っていますが、良好な弾性を持つACUDA BLUE P1 TURBOの組み合わせはお互いの特性を損ねずに弾性と飛距離を確保できている組み合わせですね 弧線が作りやすいラバーですが、ラケットの弾きによって上に上がりすぎる事が無い印象です ラリーに強さを発揮するラバーなので、しっかりと溜めて回転をかける事で更に威力を発揮します 前に飛ばしやすくなっている事で、安定性だけではなく弾道も弧線過ぎなくなった点が良いですね

球持ち 5.5~6

ラケットによる球離れの良さはありますが、ラバーが掴むタイプで打球時にしっかりとグリップするので、球離れの早いラケットと合わせている割には極端に球離れは早くない印象ですね 強い打球時に食い込ませやすくなっています ラバーのフィーリングを損ねずにラケットの硬質な弾きが出ている組み合わせですね グリップした後の飛び出し方が良く、ここが前に飛ばしやすい点ですね

総評 7.5

アクアブレードαは球離れが早く、硬質な打球感をしているタイプのラケットで、裏ソフトを合わせる際には硬さや弾きのバランスを取るのが難しいラケットであるんですが、ACUDA BLUE P1 TURBOと組み合わせたバランスは非常に良く、硬すぎない打球感と球離れが早めながらも、しっかりとボールを掴んで回転をかける事が出来る組み合わせでした ラバーのスポンジ硬度は「47.5°」と、トップ仕様のラバーと同じスポンジ硬度のスポンジを採用していますが硬すぎないですね シートとスポンジのバランスが非常に良い印象です アクアブレードαの弾きの部分と硬さの部分とラバーの安定性と弧線弾道 この特徴が上手く引き出されている組み合わせです 威力と安定性の確保が高いレベルで達成できています 組合せのバランスとしては非常に優秀ですね ネックとなるのはアクアブレードαが手に取り辛い事や価格帯、ACUDA BLUE P1 TURBOも同様に手に取り辛い事やコストパフォーマンスの面が痛い所です 特に他社のトップ仕様と競合する価格帯がネックですね DONICの位置づけとしては「blue fire 」シリーズがトップに位置づけられている為、価格としては大幅に違いが無いblue fire シリーズの方が注目されてしまっているのは残念な所です ラケットとラバーの特性を活かしつつもバランスが取れているので、価格や入手の容易性以外の面ではお薦めしやすい組合せですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的には推薦する組合せのひとつです アクアブレードは裏ソフト合わせでは結構バランスを取るのが難しいラケットですが、ACUDA BLUE P1 TURBOは打球感が硬すぎず、ドライブを打った際にもコントロールしやすい点が非常に良かったですね 安定性重視としては威力が出せるラバーでもあるので、ラケットの弾きによって飛距離も確保できているのも大きいです 総評でも書いてますがどちらも価格や手に取りにくい点がネックではあるんですが、ラケット・ラバー共にスペック面では優秀ですし、組み合わせた際のバランスが非常に良かったですね