用具検証 「双 MF R」×
「ENERGY ABSORBER」 2.0

特殊な反転式グリップ「マルチファンクショングリップ」を採用した単板ラケット「双」の角丸型バージョンである「双 MF R」と使い易さと弾性が特徴のアンチラバー「ENERGY ABSORBER」の組合せを検証・数値化

 

打球感 4.5~5

双が単板の「硬さ」が強めに出ているラケットですが「ENERGY ABSORBER」はアンチ系のラバーとしては硬すぎず・軟らかすぎずといったタイプなので、打球感のバランスとしては良い組み合わせとなっています 強く打球した時にラケットのガチッとした硬さが出てきますが、レシーブやプッシュ時の際には硬さは影響しないので、この辺りが使い易さに繋がっています

弾性 3~3.5

ボールの変化やレシーブの安定性を最重視したタイプのアンチと比較をすると、「ENERGY ABSORBER」はスピードが出しやすく、飛ばしやすいタイプのアンチです 打球がかなりやりやすいですね  回転の影響を受けにくい特性を持つラバーなので、レシーブで威力を発揮します 攻撃的なレシーブを行いやすい利点はありますが、前述したとおり「アンチとしては飛ぶ」ラバーなので、ボールが伸びる印象ですね なので角度調整や飛距離に注意する必要があります 攻撃力の高い組合せとなっていますね アンチとしてはスマッシュの様なボールが打ちやすいです

球持ち 3.5

ラケットの反発力はあるものの、当てただけで食い込み・弾む様な反発力はラバーの方には無いので、弾いて飛び出す という様な事は無いです ラバーが反発しない為ボールを持たせやすいですが、ボールを長く持たせると飛距離が出すぎてしまうので、押し出すタイミングが重要になってきます レシーブ時にラケットが弾いてコントロールし辛い という様な事は無いので、ラバーの特性を損ねていない組合せとなってますね

総評 8.5

「アンチラバー」と「単板」というかなり特殊な組み合わせですが、アンチの特性である回転による影響を受けない利点と単板の弾性が上手く合わさり、攻撃力を高めながらもレシーブの影響は最小限にとどめています 「ENERGY ABSORBER」のクセ自体は少ないので扱いやすさも魅力ですね  弾性アップの影響で距離感の修正等、細かな部分の修正が必要になってきます 押し込み過ぎると飛距離が出すぎてしまうので、ボールを離すタイミングに慣れる必要があります レシーブの幅を広げる事が可能な組合せではありますね ラケット・ラバー共にコストパフォーマンスは非常に優秀で組み合わせた際の相性も良好です 片面ペンに+αを検討する場合は非常に良い選択肢となりますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

「ENERGY ABSORBER」はアンチとしては打ちやすいラバーで「良く飛ぶな」というのが第一印象でした レシーブから仕掛けやすい反面、押し過ぎるとオーバーしてしまうので、かなり距離感・角度調整に気を使います 最大の魅力は「攻撃力」ですね アンチ系のラバーとしてはスピードが出しやすいです 双 との相性自体は良いですが、個人的には硬さはそのままに飛距離のシビアさから開放される為に弾性を落としたラケットで使用をしてみたいですね