用具検証
「clipper wood WRB」×「563-1 鬼釜」 厚

スウェーデン製7枚合板を代表するラケット「clipper wood」の空洞グリップバージョン「clipper wood WRB」と中国メーカー「フレンドシップ」からラインナップされている変化系表ソフト「563」の流れを汲む「563-1」日本仕様バージョンである「563-1鬼釜」の組合せを検証・数値化

 

打球感 4.5

clipper wood WRB は仕様変更後は板厚が厚めの7枚合板ラケットとなっているものの、打球感が硬すぎず程よい弾みと弾きが特徴ですね ここに中国系の変化系表ソフトである「563-1」を合わせていますが、これは「フレンドシップ版」ではなく、コクタク社が日本市場用としてラインナップしているバージョンの為、スポンジが変更されています 従来型と比較して硬さと弾きがアップしており、フレンドシップ版と比較して、より表ソフトらしい球筋が出せるラバーです スピードアップや直線的な弾道が強化されています ラケットが軟らかめなので、打球感は硬くなりすぎず、程よい軟らかさとなっています

弾性 4~4.5

コクタク版563-1はフレンドシップ版と比較をすると、多少弾みはアップしていますが激的ではないですね 弾みを抑えた高弾性表ソフト程度 といった印象です clipper wood WRBの方も際立って弾むタイプのラケットではないので、組み合わせた印象としてはラバーの厚さも「厚」という事もあって、「中国系の変化系表としてはまずまず弾む」ですね 若干球離れや飛距離が抑え目です 厚さとしては物足りなさはありますが、前陣で使うにはスピードは良好です コンパクトに弾いて飛ばせる組合せではないですが、攻撃と守備のバランスがとりやすい組合せといえますね

球持ち 4~4.5

前述していますが、clipper wood WRBは7枚合板としてはフィーリングが良くソフトです コクタク版の563-1はベースである、フレンドシップ版の563-1と比較をすると硬めではありますが、日本製のスポンジがそこまで硬いタイプではないので、組み合わせた際の打球感は軟らかいですね 打球時にラバーの食い込みとラケットの軟らかさが目立つ組合せとなっています これによりコントロールは容易になっていますが、やや飛距離不足な面もありますね 食い込んだ後の反発力は物足りない印象でした

総評 8

打球感や打ちやすさは変化系表ソフトとしてはかなり良く、使い易さと変化性能のバランスが良い組み合わせとなってますね 厚さの割に弾性は控えめで飛距離も少し下がると厳しいすが、スピード性能は極端に弾まない という程ではないです 前陣でのプレーが中心の場合は問題ないですね 攻守のバランスを取る組み合わせです ネックとなってくるのはコクタク版563-1が入手しづらい コストパフォーマンスが良くない 等ですね フレンドシップ版から大きく攻撃力が向上しています 攻撃力と使い易さ・変化のバランスが上手く取れている組み合わせですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

「厚」という事を抜きにしても、弾性はちょっと厳しいのでフォアでは難しいかな ブロックなどはかなりしやすかったですけどね もう少し球離れと飛距離は欲しかったです この厚さとしてはスピードが物足りなかったですね スピードを求めるのであれば、ラケット変更も選択肢に入ってきます 個人的には打球感や弾道は好みでした 「弾き」を追求すると物足りなさはあるので、ラケットで硬さを出す必要性が出てきます 前陣で攻守のバランスを取った際に「守」の部分の安定性は良かったですね