用具検証
「インナーフォースレイヤー ALC」×「ACUDA BLUE P1 TURBO」

特殊素材「アリレートカーボン」を内側に配したインナータイプの特殊素材ラケット「インナーフォースレイヤー ALC」と安定性を重視したラバー「ACUDA」の新ラインナップで特徴的な青いスポンジを採用したプラスチックボール対応ドイツテンションラバー「ACUDA BLUE P1 TURBO」の組合せを検証・数値化

 

打球感 6~6.5

ACUDA BLUE P1 TURBOのスポンジ硬度は「47.5°」とトップ仕様のラバーに採用される事が多いスポンジ硬度ですが、打球時に軽く食い込む「掴み」があるラバーでそれ程硬さは感じないです インナーフォースレイヤーALCがインナー系ではありながら、ALCらしい「弾き」があるので、アウター系のALCラケットと比較をすれば硬さや弾きは抑えてありますが、印象としてはインナー系の中ではハード寄りな打球感ですね 組み合わせた際の印象としてはやや硬さを感じる打球感となっています ACUDA系の特徴である「弧線」がやや抑えられ、ラケットの弾きの影響で前に飛び出す印象です 少し特殊素材系の打球感が強く出ている組み合わせですが、硬すぎる まではいかないですね 特殊素材系+硬めのラバーとしては回転のかけやすい組合せとなってます

弾性 6.5

インナー系のラケットとしては弾性は高いですし、ラバーの弾性も良好なので、組み合わせた際の弾性も良好ですね ややラケットの特性が強く出るので、弾きの強さが出ていますが、極端に直線的な弾道にならないので、特殊素材系との相性は良い印象です 硬度の割に使い易いとはいえ、ソフトなラバーでは無い為、回転をかけるにはある程度のパワーが必要になってきますが、シート・スポンジ共に硬いラバーと比較をすると、この組合せの方が圧倒的に使いやすく、スピード・回転・コントロールのバランスが取れている組み合わせですね 少し下がった位置からでも十分な飛距離とスピード性能を確保できています

球持ち 6~6.5

インナーフォースレイヤーALCのALCの部分がアウター程ではないにしろ特徴が出てくるので、球離れはやや早めになる印象ですね ACUDA BLUE P1 TURBOが硬めのラバーとしてはグッと掴むタイプなので極端に球離れが早くならない分、バランスが良くなっています 特殊素材系×テンション裏ソフトの組合せとしてはフィーリングの良い組合せとなってます

総評 7.5

ACUDA BLUE P1 TURBOの特徴である「弧線」や「掴み」がやや抑えられていますが、スピードや飛距離のアップに成功しており、総合的なバランスが良くなった組み合わせですね ややインナーフォースレイヤーALCの特性が強く出ているので、硬さや弾きの点で好みが別れますが、特殊素材系ラケット×ハードなスポンジを採用したドイツテンション裏ソフトの組合わせとしては、打球感の硬さや弾きが強すぎて回転がかけ辛い というのはかなり抑えられています 回転をかけるにはしっかりと力を伝える必要がありますね とはいえトップ仕様に近い用具の組合せとしては扱いやすくなっています ラケットのコストパフォーマンスはまずまず良好 ややラバーが高額かな といった所ですが、やや下がった位置からでもスピードや飛距離を落とさず、安定性を向上させることが出来るのは大きな利点ですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

しっかり振る必要はありますが、特殊素材特有の打球感は比較的抑えてあるので、好みではないですが個人的には許容できる範囲ですかね 少し下がった位置でドライブを打ち合うのであれば良い組み合わせですね ラバーのグリップ力とラケットの弾き このバランスは非常に良い組み合わせでした