用具検証 「双 MF P」×「FLEXXON」

特殊な反転式グリップ「マルチファンクショングリップ」を採用した単板ラケット「双」の角型バージョンである「双 MF Pとハードな打球感と直線的な弾道が特徴のドイツテンションラバー「FLEXXON」の組合せを検証・数値化

最高を「10」とし、「0.5」刻みの20段階で掲載(補助剤を塗布した場合は表記します)

例として「打球感」の場合は「10」が「硬い」 「1」が「軟らかい」となります

ラージボールの場合は「ラージボール換算」となります

ここで検証したのは基本となる「打球感」「弾性」「球離れ・球持ち」です

技術に関しては個人差が大きい為、参考にしやすい基本的なことのみ掲載しています

最後に「個人的な使用感」は掲載いたします

打球感 6.5~7

単板の打球感としては「吸い付く様な打球感」という表現が用いられる事があると同時に「硬さがある」という表現も同時に存在していますが、「双」に関しては後者の方が目立つ打球感です ここに硬さのあるラバーである「FLEXXON」を合わせると、打球感は硬めとなります 非常に弾きが強く、直線的にボールが飛んでいく為、安定性を欠く印象ですね

弾性 7

双の板厚は単板としては薄めの「8mm」ですが、弾性は良好です FLEXXONはスピード性能は非常に良好で飛距離も出るラバーではあるので、やや後方からでもスピードのあるボールを打てる組合せとなってます スピードに関しては非常に良い組合せと言えますが、FLEXXONは回転性能が厳しいものがある為、スピードに特化した組合せですね また前述していますが、かなり直線に偏った弾道をしている為弧線が作り辛く、かなり上に振ったとしても弧線を作ることが難しい印象でした 個性的な弾道はしていますが、ドライブを安定させる事が難しくなっていますね

球持ち 7~7.5

ラバーの影響が強く出ている為、飛び出しはかなり早い印象ですね 加えて直線的な弾道なので、距離感の修正が必要になってきます 掴みが少なく、弾き出してしまう組合せとなっている為、回転のかけ辛さがありますね ループドライブや繋ぎのボールを打つ際に前に飛びすぎてしまうので、細かな部分での修正が難しくなっています これは台上やサーブ等も同様ですね

総評 4.5

非常に直線的な弾道とスピード性能が特徴的な組み合わせですが、かなり弾道に偏りがある為、扱い辛さが目立つ印象です 特にドライブに関しては「弧線」を作る事が難しいですね 硬さから来る弾きと球離れの早さがネックとなる為、回転をかける前に飛び出してしまいます かなり前に飛ぶ組み合わせですね 弧線を活かす球質はかなり難しいです 特性が活きるのはスピード系のドライブやスマッシュ等ですね 特にスマッシュはラバーの硬さとラケットの弾きの影響で非常に打ちやすくなっています ハードヒットを多用するスタイルにはこの特性は魅力です が、回転性能がかなり厳しいラバーなので、回転性能を犠牲にしてスピードを取る という場合には選択肢に入ってきます コストパフォーマンスはラケットは優秀ですが、ラバーに関しては流通時の価格が割高でしたので、ここもネックです 個性的ではありますが、難しい組泡でしたね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的には表ソフトでこれ位の硬さと弾き、弾道であれば継続的に使いたいですが、残念ながら「裏ソフト」なんですよね FLEXXONはプラスチックボールでは引っ掛かりがあまり無い上にベースの回転性能が厳しいものがあるので、割り切った使い方が必要かな という印象でしたが「回転の影響が比較的薄い」というのが数少ない利点の一つですね まあ「使うかどうか」と言われると「ナシ」ですが・・・ 弾むのでボールを抑える事が難しかったですね もう少し球持ちが欲しかったな というのが率直な感想です

 

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