用具検証 「ライタン」×
「BLOWFISH+」

メッシュ状のチタニウムを上板のすぐ下に配し、金属的な打球感が特徴の軽量特殊素材ラケット「ライタン」とドイツテンション表としては「42.5°」のハードスポンジを搭載し、際立った弾性を持つ「BLOWFISH+」組合せを検証・数値化

最高を「10」とし、「0.5」刻みの20段階で掲載(補助剤を塗布した場合は表記します)

例として「打球感」の場合は「10」が「硬い」 「1」が「軟らかい」となります

ラージボールの場合は「ラージボール換算」となります

ここで検証したのは基本となる「打球感」「弾性」「球離れ・球持ち」です

技術に関しては個人差が大きい為、参考にしやすい基本的なことのみ掲載しています

最後に「個人的な使用感」は掲載いたします

打球感 7.5

チタニウムを上板のすぐ下に配しているラケットの影響は相当大きく、かなり金属的な打球感となっている為、特殊素材らしい硬さや弾きが強くなっています ここにドイツテンション系の表ソフトとしてはハードなスポンジを搭載しているラバーである「BLOWFISH+」です BLOWFISH+自体は極端な硬さではないですが、前述している「ライタン」の特性がかなり強いので、ラケットの打球感の影響が強く出ている組合せとなっています 打球時にラバーに軽く食い込む感じはあるものの、ラケットの弾きが強く、球離れがかなり早い組合せとなっていますね

弾性 8~8.5

カーボン系の様な硬質かつ弾きの強いラケットに際立ったスピード性能を有するドイツテンションラバーを合わせると、スピードに関しては屈指の組合せとなります プラスチックボールにおいても屈指のスピード性能を獲得できる組み合わせですが、弾性を最重視した組合せでコントロールが難しくなっています 非常に飛び出しが早いので、コンパクトなスイングでピッチで連打を重視するスタイルに向いていますがショートやブロック等細かな部分では飛び過ぎる為、シビアな調整が必要になってきます また、ラケットが軽量なタイプで球質に関しては軽くなる印象ですね 弾道はスピード系表ソフト特有の直線的な弾道ですが、ラケットの球離れもあってその弾道は際立って直線的な球筋ですね

球持ち 8.5

打球時に軽く食い込む感じはあるものの、ライタンの弾きはかなり強く、その影響で球離れが際立って早くなっています かなり飛び出しが早くなる組合せです 「球持ち」というのはかろうじてBLOWFISH+が打球時に食い込む時に「あるかな?」といった印象ですね ライタンの弾きの強さ・硬さがその食い込みをかき消す様な球離れの早さです 当てるだけでも非常に直線的で鋭いボールが返球できますが、ボールコントロールが難しくなる為、僅かな時間で角度を調整する必要があります コントロールに関しては相当シビアな要求がある組み合わせですね

総評 4

攻守の「守」の部分を完全に排除した組合せで、リスクは高いですがスピードボールで圧倒できる組合せとなってます 一般的なドイツテンション表は「37.5°」とかなりソフトでライタンと合わせた場合はラバーの軟らかさとラケットの硬さがややアンバランスな印象を受けましたが、BLOWFISH+はドイツテンション系表ソフトとしては硬めの「42.5°」となっており、若干ですが強打した際に食い込み過ぎない様になっています ですがラバーがスピード重視で際立った弾性を持つタイプに加えて、ライタンの特性が強すぎる為に更に「飛び過ぎる」組み合わせ といった印象ですかね サーブ・台上等ではこの飛び出しの影響で非常に扱いの難しい組合せとなってます 攻守のバランスをとる場合は弾性を落とす 又は食い込みを更に良くする等ですね ラケット・ラバーの特性がかなり強いですが「スピード」で圧倒できる組合せではありますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的には少しハードなスポンジと組み合わせた方が打球感は好みでした  37.5°は攻守のバランスを取るにはライタンとのバランスがあまり良くない硬度ですね ショートやブロックの安定性を取るにはもう少しソフトな方が良いです が、打っていくには食い込みすぎるので、組み合わせ辛い印象ですかね とはいえ、BLOWFISH+とのバランスが良い という訳ではなく、とにかくコントロールが難しいので「ナシ」ですかねえ 前陣で使うには飛びすぎですね BLOWFISH+の様な際立った弾性を持つラバーにはアウター系のラケットは難しいですね  用具の個性が強いので、個性を活かしつつもバランスを取る組み合わせ方が重要です