用具検証 「AP」 × 「BLOWFISH+」

ロングセラー9mm単板 角丸バージョン「AP」とドイツテンション表としては「42.5°」のハードスポンジを搭載し、際立った弾性を持つ「BLOWFISH+」組合せを検証・数値化

 

打球感 5~5.5

特徴的な打球感を持つ単板ラケットとドイツテンション系としては硬めのスポンジのラバーとの組み合わせは、硬すぎず軟らかすぎずといった打球感です ただ、単板特有の「吸い付く様な打球感」の影響は大きく、打球時にボールをかなり持ってしまう印象のある組み合わせです これはドイツ系では特に影響が大きく、ハードヒットした際にラケットが弾き出さず、飛ばしにくい特徴があります その為コンパクトなスイングで弾くように打球することが難しくなっていますね 少し押し込む様に打球して飛ばすタイプの組み合わせです

弾性 7~7.5

ずば抜けた弾性を持つ表ソフト BLOWFISH+ですが同じく「42.5°」のスポンジを採用した、スピードタイプのドイツテンションラバー「ブースターEV」と比較するとこちらの方が滑りが軽減され、使いやすくなっています この性質の影響で少しだけ回転がかけやすくなっていますね APの弾性は加工を施していない9mm単板としては良い弾性を有しており、弾性の面ではラケット・ラバー共に非常に優れたスペックとなっています 弾き辛さがネックではありますが、非常に直線的でシャープな弾道でスピード性能に関しては非常に優秀な組合せと言えます

球持ち 4.5

単板+ドイツ系表ソフトは総じて球持ちが良くなる傾向にあります 特にその影響が出てくるのはコンパクトなスイングで弾いた際にボールを掴みすぎてしまい、ボールが遅れて出てきてしまう点ですね 少し押し込むと距離感が合わず、オーバーしてしまう という事がかなりあります ドイツテンション系の表ソフトは軟らかめのスポンジを採用している事が多いため、打球時に食い込む+ラケットが掴む という双方の特性をダイレクトに感じてしまう組合せですね

総評 4

表ソフトの速攻スタイルにおいて「弾く」という打ち方が難しいのはかなりネックとなります BLOWFISH+はドイツテンション系の表ソフトとしては硬い方のスポンジを採用していますが、ハードヒットをする際には食い込みが良く、際立った弾性からコンパクトなスイングでもスピードのあるボールが打てる特長があります このスピード性能を発揮させるには「弾く」ではなく「押し込む」様に打球する必要が出てくる為、打ち方を大幅に変える必要があります この打ち方を変えられるかどうか がカギになりますね 表ソフトに求められる「球離れ」や「硬質な打球感」とはかなり性質が異なる為、独特な性質となっています ブースターEV程スピードとナックルに偏重していない、BLOWFISH+の方がスピードタイプの表ソフトとしては僅かながらに回転がかけやすくなっている点や打球時の操作性で安定させやすい等が良い所ですかね とはいえ「使い易い」とは言い難い組合せですかね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的にはまだ硬いスポンジでないと扱い辛い組合せですね 単板とドイツテンション表ソフトは打球感がソフトになりすぎる上に球持ちが良いので苦手でした 42.5°位まで来ると大分打球感は丁度良くなっては来るんですけどね 一番難しいのはやはり「打ち方を変える」ですかねえ 他の単板でも大体そうですが、ドイツテンション系表と単板で合わせる場合は弾くのではなく「押す」打ち方でないと、飛ばすことが難しいですね