用具検証
「Chila OFF」 × 「クエーサー」

オリンピックダブルス銅メダル等、フランス代表として活躍した「Chila 」選手の名を冠するモデル「Chila OFF」と日本の総合スポーツメーカー「ミズノ」から登場していた回転系ドイツテンションラバーで、トップ仕様としては使いやすいタイプであり、後の「GF」シリーズへと繋がっていくラバー「クエーサー」の組合せを検証・数値化

 

打球感 4.5

クエーサーが硬度の割にはそれ程硬さが無いラバーである事やバルサ材の超軽量ラケット「Chila OFF」はやや弾きはあるものの、際立った硬質さが無いラケットなので、組み合わせた印象としてはややソフトです 打球時に響きは少ないですね 少し強めに打球すると、ラバーに食い込ませる事が容易な硬さなので、ドライブの安定性が高い組合せとなってます

弾性 5

ドイツテンションとしてはそれ程弾性が強いタイプのラバーではなく、ラケットは超軽量でそれ程厚い板厚ではない5枚合板である為、トータルの弾性はそれ程高いものではないですね ラケットのスペックがメーカー表記ではスピードが「7(TIBHARヨーロッパHPより)」となっている事からも、ラケット自体の弾性はそこそこ良好といった印象です メーカー表記よりは弾性は高い印象ですが、少し下がった位置から打っていくには飛距離不足は否めません ですが前陣で使う分には適度な弾きと弾性のバランスは良い組合せといえます ラケットが弾き出してコントロールが難しい という様な事が無いので、連続した打球に安定性をプラスできる組み合わせです 威力面では厳しいですね

球持ち 4.5

ややラケットが弾くものの直線的に飛びすぎず、コントロール性は損ねない印象 47.5°という硬度を持つものの、そこまでの硬さをしていないクエーサーとのバランスは非常に良いですね 掴んで飛ぶ を体感しやすい組み合わせです 飛距離が物足りないものの、回転がかけやすさが特徴ですね もう少し飛距離が欲しい所ですが、安定性重視といった印象です

総評 6.5~7

球威と飛距離の関係でラリーを中心のドライブで押して行く様なプレースタイル向きではないですが、非常に軽量である特徴を活かし、小ぶりなブレードによる切り返しの操作性、飛びすぎないことによる安定性等が非常に優れている組み合わせですね 前陣で打ち続けるスタイルに適しています 打球感が少しだけ弾きがあるものの球離れが早いということは無く、少し強めの打球で食い込ませる事が可能なので、硬めのラバーをあわせている割には使いやすく、回転のかけやすい組合せとなっています ラケットがバルサ材で非常に軽量である事から、総重量を抑えられる点が魅力です もう少し飛距離が欲しい所ではありますが、ラケット・ラバーのスペックを考慮すると妥当ではありますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的にはこのラケットの打球感や弾性は前で使う分には非常に良いので、もう少しハードで弾性のあるラバーで使ってみたいですね クエーサーは既に廃盤ですから、同社のラバーであれば、GFシリーズ等でしょうか 引っ掛かりが良い他社のドイツテンション系のラバーも良さそうですね クエーサーはそれ程弾性が抑え目で硬度程の硬さも無かったので、前で振るには良いラバーでした 組合せとしてのバランスは良かったですね