用具検証 「Rapid Carbon light」×「カールP2」 中

上板をアユース材に変更した軽量カーボンラケット「Rapid Carbon light」と規格変更により「表ソフト」扱いとなった、中太の粒が特徴の「カールP-2」の組合せを検証・数値化

 

打球感 4.5

カーボンラケット特有の飛び方や球離れが特徴のRapid Carbon lightですが、響きがかなり抑えられている為、敬遠されがちな打球感になりづらい点がメリットです ここに期間変更で表ソフトになったとはいえ、長年「粒高」として扱われてきたカールP-2を合わせると、「スポンジ硬度55±3」としては程よい硬さを残している打球感となっています 球離れが早く、変化系表ソフトとしても低く直線的な弾道が出しやすい組み合わせですね

弾性 3

板が厚めでカーボンラケットらしい弾性・弾道を有しているラケットなので、粒高×中としては良好な弾性の組合せとなってます 一般的なカーボンラケットと比較するとかなりラケットが軽量で総重量を更に抑えられるのは大きいですね 粒がこの手のラバーとしては太めで打球を安定させやすいですが、際立って硬い粒ではないので、強い打球時に倒れてしまう点に注意が必要です ここが一般的な表ソフトや変化系とは違い「規格変更」で表ソフトになった という感じがしますね ラケットの弾きの良さの影響は大きく、直線的で粒高としてみても変化系としてみてもシャープな弾道になりますね 大幅な変化ではないですが、手元で少しボールが動く変化を見せます 表ソフトの様に「弾く」打ち方では粒が倒れてしまいますが「押す」打ち方ではカーボンラケットと組み合わせた効果を大きく引き出せるスピード性能となってますね

球持ち 5~5.5

カーボンの硬さは気にならないですが、強く当てるとラケットの弾きで飛び出す印象ですね ボール持つ感覚 というのはそれ程無いです 一般的な表ソフトの様に弾いてしまうと粒が倒れてしまうので、押しながら打つ というのが基本スタンスになります 表ソフト扱いとなっていますが、こういった点が「粒高」ですかね

総評 7

カーボンラケットしては軽量で打球感が硬すぎず響かない これは非常に大きいですね 表ソフト扱いになっていますがカールP-2は元々は「粒高」ですし、やはりその性質が強いので、粒高として扱う方が違和感が無いです 軽快に飛ばせる組み合わせですね 一般的なカーボンラケットは重量が重くなる傾向にありますが、Rapid Carbon lightは中心がバルサ材である為、かなり軽量化されています 粒高との相性が良いものが多いバルサ系のラケットですが、このラケットでは大幅なスピードアップが図れますね ネックとしては球離れが早めで、失速が少ないのでオーバーが増えてきます ですがこれは特性から来るものなので、攻撃力を追求するとこうなる という事ですね 性質は表ソフトではないラバーですが、Rapid Carbon lightと組み合わせると「表ソフトっぽいスピードや弾道になる」という印象でした 軽量化とスピードアップを求めるのであればグッドな組み合わせですね ラバーの厚さが「中」という事を考慮してもかなり良好でしたね

アリ? ナシ ? 実験者感想

粒が倒れてしまうので弾く打ち方では違和感がありましたが、粒高に適した打ち方である押し込みながら打つと、ラケットの弾きでスピードが出せるのは良かったですね 粒高っぽい球質で表ソフトの様な弾道で飛んでいくので、速い展開でボールが少し動くのはやりづらさがあります 変化を重視する場合は当然ながら選択肢には入らないですが「カーボンラケットで変化系表が飛びすぎる・扱いが難しい」場合にカールP-2の様な「粒高としては安定性重視」の様なラバーとの組合せでバランスが取れる印象でした