用具検証
「レーザーカーボン中国」 × 「クエーサー」

独自の技術「レーザー特殊合板」を用い、カーボンラケットの打球感を非常に軟らかくする事に成功しているカーボンラケット「レーザーカーボン」の中国式バージョンと日本の総合スポーツメーカー「ミズノ」から登場していた回転系ドイツテンションラバーで、トップ仕様としては使いやすいタイプであり、後の「GF」シリーズへと繋がっていくラバー「クエーサー」の組合せを検証・数値化

最高を「10」とし、「0.5」刻みの20段階で掲載(補助剤を塗布した場合は表記します)

例として「打球感」の場合は「10」が「硬い」 「1」が「軟らかい」となります

ラージボールの場合は「ラージボール換算」となります

ここで検証したのは基本となる「打球感」「弾性」「球離れ・球持ち」です

技術に関しては個人差が大きい為、参考にしやすい基本的なことのみ掲載しています

最後に「個人的な使用感」は掲載いたします

打球感 4.5~5

カーボンラケットでありながら球持ちの良さや打球感が非常にソフトであるレーザーカーボンですが、ラバーの硬度が「47.5°」と他社のトップ仕様に位置するラバーと同程度の硬度を合わせている割にはそれ程硬い打球感ではなく、打球時に軽く食い込む印象です その為、このクラスのラバーとカーボンラケットを組み合わせている割には使いやすく、回転のかけやすい組合せとなっています プラスチックボール時でこの打球感と使い易さはかなり特徴的ですね

弾性 5~5.5

クエーサー自体はテンション系としては際立った弾性ではないですが、まずまず良好な弾性が確保できるラバーです ここにカーボンラケットを合わせていますが、カーボンラケット×テンションラバーを組み合わせた際の印象が大きく変わりますね カーボンラケット特有の「響き・球離れ・弾道」が抑え込まれている為、飛ばしやすさと弧線の作りやすさが印象的でした 飛距離が出し辛い事や球威の面が気になりますが、 弾性が良好な割に軽くボールを持つので、安定性を中心に弾性をアップさせる事に成功している印象です

球持ち 4.5

前述していますが、クエーサーのスポンジ硬度は「47.5°」と他社のトップ仕様と比較しても同程度のスポンジ硬度となっています ここに一般的なカーボンラケットでは「硬い・響く・球離れが早い」等の特徴が挙げられますが、レーザーカーボンは非常にソフトで球持ちが良いラケットである為、一般的な組み合わせのイメージからは大きくかけ離れた印象となりますね 打球時に軽く食い込み、回転のかけやすさと弧線弾道が特徴的です 加えてラケットが非常に軽量である為、一般的なカーボンラケットに両面厚いラバーを貼った際の総重量と大きく差をつけることが可能です

総評 5.5

流石にクエーサー自体のスペックはプラスチックボールではグリップ感は弱く、厳しいものでしたが、後にプラスチックボール対応ラバーとして登場する「GF」シリーズの礎となっている部分は少なくないですね グリップ感や使い易さはGFシリーズでは更に進化している印象です 硬めのラバーの打球感をマイルドにする事ができるレーザーカーボンの影響はかなり大きく、また軽量である事から、総重量を抑えることにも成功しています 球質の面で気になる部分はあるものの、重量のあるラバーを両面に使用できるのは大きいですね クエーサー系のラバーにレーザーカーボンでは若干ボールの軽さが目立ちますが、回転のかけやすさと扱いやすさが特徴の組合せとなっています 球威を追求する組合せではないですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

打球感だけであればクエーサーでも使いやすいですが、やはり回転をかける時に滑る感じが強いので、これは廃盤にせざるを得ないかな という印象ですね その後に登場するGFシリーズがしっかり進化しているので、クエーサーの役割は十分に果たしたといえます GFシリーズは「PRO」を除いて、価格も抑えられていますしね

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