ソフトスポンジバージョン 使い易さ重視ではあるが・・・「adidas TENZONE SF」

かつて日本市場でも用具展開していた、総合スポーツメーカー「アディダス」ですが、日本市場からは既に撤退し、残った用具も「2017年 12月末」をもって公認から外れる為、硬式での試合等には使用できなくなります この「TENZONE SF」は当時、アディダスからラインナップされた中ではトップ仕様に位置づけられていたラバーのソフトスポンジバージョンで、トップ仕様向けとしては比較的使いやすいラバーでしたね

  

パッケージはアディダスの特徴的な「3本線」を前面に持ってきています これは後に登場する、性能向上版「TENZONE ULTRA」以外はこのパッケージで統一されています 価格設定がかなり強気だったのが最も印象に残ってますね(定価6048円)

  

ラバーについてはこの世代のドイツ系に多く見られた気泡が粗く、オレンジ系のスポンジです 現在でも残っているタイプのスポンジですが、シートで大きく差がついてますね プラスチックボールでの打球かが主ですが、スペック的には対応出来ておらず、難しい印象を受けますね プラスチックボールでも食い込ませやすさは健在です 価格帯から競合するラバーとしては値上げ前のテナジーFX系等がありますが、FX系としては使い易さ以外ではスペック的には厳しい印象です コストパフォーマンスが非常に悪く、値上げ前のテナジーの価格と同じ価格帯であった事が致命的ですね 主な国内メーカーや海外のトップ仕様のラバーと比較するにはスペック・価格共に厳しく、選択肢に入る事が困難なスペックです

弾性は高価格帯に位置するラバーと比較するとかなり控えめです 引っ掛かりの比較的良いシートではありますが、回転性能が際立ったものではなく、価格帯を考えると、スペック面では物足りないラバーです 主流の回転系テンションらしい飛び方をしていますが、スペック面では専用メーカーのラバーを覆す域には達する事はできませんでしたね 特にソフトスポンジバージョンはスペックが顕著です 通常のTENZONEの方がまだスペック的にはまずまずな印象です(それでも価格が高すぎるので選択肢には入らないですが)

このラバーがもう少しコストパフォーマンスが良ければ評価は変わっていたかもしれませんが、それでも専門メーカーのシェアを奪うには難しいスペックでしたし、コスト面が最もネックです 前述していますが、同価格帯では「テナジー」がありましたし、他社のドイツテンション系ラバーは硬度別に3種類程のラインナップがありましたからね 更に安価 という事も選択肢から外れる要因でしたね

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