用具検証 「アコースティックカーボン」
×「アタックエイトEX-X PZC-SP」特厚

弦楽器製造シリーズとしては多数のトップ選手使用実績を誇る「アコースティック」に「FEカーボン」を外側に配したバージョン「アコースティックカーボン」とテンションシート「EX-X」タイプに超軟性スポンジである「PZC-SP」を合わせた変化系表ソフト「アタックエイトEX-X PZC-SP」の組み合わせを検証・数値化

数値について

最高を「10」とし、「0.5」刻みの20段階で掲載

例として「打球感」の場合は「10」が「硬い」 「1」が「軟らかい」となります

ラージボールの場合は「ラージボール換算」となります

ここで検証したのは基本となる「打球感」「弾性」「球離れ・球持ち」です

技術に関しては個人差が大きい為、参考にしやすい基本的なことのみ掲載しています

最後に「個人的な使用感」は掲載いたします

打球感 4~4.5

アタックエイトEX-X PZC-SPはスポンジ硬度が「25°」とラージボールでも採用されているスポンジ硬度なので、打球感が非常にソフトです ここにアウター系カーボンラケットであるアコースティックを組み合わせると、硬さのある打球感を大幅に抑える事に成功しています 打球時にPZC-SPスポンジが容易に食い込みますが、ラケットの硬質で弾きが良いタイプのラケットなので、潰れすぎて飛ばしづらい というのはそれ程無い印象です ラバーがかなり軟らかいので、球離れの早い表ソフトの様にコンパクトに弾く打ち方ではなく、食い込ませて押し込む様に打球する事がアタックエイトEX-X PZC-SPには適しています ラケットの影響で飛ばしやすくなっている組合せですね

弾性 4.5~5

ラケットによる所がかなり大きいですが、弾性は良好 ただし「特厚相当としては控えめ」な印象ですね ラケットの弾性でスピードが出せる組み合わせです アタックエイトEX-X PZC-SPはかなりソフトなので、強い打球時には潰れてしまい飛ばす事が難しいですが、前述したとおり「押し込む」事で飛ばすタイプのラバーです 回転性能が優秀なラバーな為、ドライブ等の「回転」が活かせる点も魅力です 打ち抜ける程のスピードや鋭い弾道ではないですが、アタックエイトの特長を活かしたクセ球にスピードがプラスされるので、台上やブロック等の細かな所で威力を発揮します

球持ち 4

アウター系のカーボンラケットと組み合わせている割には打球感が相当ソフトに抑えられる為、コントロール面では非常に良い組み合わせです アタックエイトEX-X PZC-SPのスポンジで包み込む様な軟らかさは硬質なラケットでも健在です ただし、ボールを長く持つ事でアコースティックカーボンの弾きや硬さが前面に出てくるので、注意が必要です とはいえカーボンラケットを使用しながらここまでボールが持たせられるのは非常にソフトなスポンジを採用しているラバーだからこそ といった印象ですね

総評 8

打っていくタイプの組合せではないですが、元々の使い易さに加えてスピード性能をアップさせる事に成功している印象です ラケットの硬質な面をラバーが非常に上手くマイルドな打球感にしています 弾く打ち方には向かない為、好みが分かれる打球感や飛び方ではありますが、変化系表ソフト×アウター系カーボンラケットとの組合せとしては非常に使いやすい組み合わせです コスト面がネックとなってきますが、変化系としては使いやすいタイプですし、ラケットのスペックも非常に優秀なのでコストパフォーマンスは悪くない印象ですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

前陣でバシバシ打っていく様なプレースタイル向けではないですが、アタックエイトの変化性能と使い易さを両立したアタックエイトEX-X PZC-SPに更なるプラスαが加わります 厚さの割には控えめな弾性ですが、ラケットで十分補えるので問題ないですね ただ問題は「打ち方」でしょうね ラバーがかなりソフトで球離れが早いタイプではなく、弾いて飛ばす事が難しいです 好みは分かれますが、組合せとしては非常に相性が良いですし、変化系としてはクセが無いですから変化と安定性を中心に組合せを考えるならアリですね

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