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シートのみテンションタイプ
スピード系表+変化が特徴
「アームストロング  ダブルアルファEX-X」厚

アタックエイトで知られる国内老舗メーカー「アームストロング」ですが、赤マークやロジン等「表ソフト」を数多くラインナップしているメーカーとしても有名です この「ダブルアルファEX-X」も表ソフトで、「赤マーク」をベースとしているラバーとなっています

  

ダブルアルファシリーズは硬式では一種類のみとなっており、ラージ用の方がPZC-SPが異なるスポンジ2種 プレミアムテンションと充実したラインナップとなっています その為パッケージでの判別は「硬式用」のシールが貼ってあるだけですが、容易です

    

粒の配列は縦目で小さめです やや間隔が離れています 形状は円柱+台形となっています 粒の高さはアタックエイトが「1.2mm」に対し、このダブルアルファEX-Xは「1.0mm」となっており、より表ソフト寄りの設計となっています 変化とスピードのバランスを重視したタイプです シートが「EX-X」タイプなので、シートのみテンションがかかっています スポンジ硬度は「40°」で赤いスポンジである事から、アタックエイトと同タイプのスポンジが採用されている様です

スペックはメーカー表記で「スピード9 スピン7 コントロール 8.5」となっています 一応シートがテンションタイプではありますが、弾性は際立ったものではなく、非テンション+α程度ですね スポンジもスピード系としては軟らかめで食い込みがあります 一般的な球離れの早いスピード系表と比較すると非常に扱いやすいラバーです 回転性能は謳うスペック程の高さではない印象ですが、回転はかけやすいですね 食い込みと粒の擦り易さがある印象を受けます これはこのラバーの性質を考えれば良好ですね

アタックエイトEX-Xと比較をしていくと変化はアタックエイトEX-Xですが、表ソフトらしい球筋はダブルアルファEX-Xですね ぶれる様な大きな変化はダブルアルファでは難しいですが、ナックルボールが出しやすく、扱いやすい点が魅力です スピード系としては変化が出せるタイプなので、より大きな変化を求める場合はアタックエイト スピード系表ソフトの球質に変化も可能な限り欲しい場合はダブルアルファ ですね

際立ったスペックのラバーでは無いですが、変化とスピード性能のバランスが上手くまとまっているラバーです アタックエイト程のクセが無く、扱いやすさも特徴です 弾性はシートにテンションがかかっているとはいえ控えめなので、厚では弾性面で物足りなさはあるものの、質の高いナックルを活かしたブロック等で更に安定性を高める事が可能です 変化系ではクセが強すぎて扱いが難しい スピード系では球離れが早すぎる といった場合にはお勧めできるラバーですね

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