用具検証
「ワラック」×「Zik Zak」1.0

7枚合板でありながら「5.1mm」という、非常に薄い板厚が特徴の「ワラック」と打ちやすさと反発が良く、攻撃的な粒高ラバー「Zik Zak」の組合せを検証・数値化

 

打球感 4.5

ワラックの打球感は球持ちが良いタイプのラケットとしては上板の関係で弾きのあるラケットなことに加えて、Zik Zakの粒はハードタイプの粒で所謂「打てる粒高」なので、ボールを持つ というよりは少し表ソフト的な打球感も兼ね備えている印象です その為、弾きやすい組合せとなっています 変化を重視する為に粒が倒れやすいタイプではないので、当てるだけで粒が倒れて容易にボールが止まる・変化する という事は無いです ボールが伸びていくので、飛距離がラバーの厚さとしては良く出る印象でした

弾性 2.5

ラバーの弾道が直線的で表ソフト的な球筋です この厚さとしてはスピードが良く出ます ワラックが弾いてくれるので、ラバーの弾道をより活かす組合せとなっています 粒高で尚且つ「ゴクウス」に相当する厚さとしては良好な弾性を確保している為、攻撃的なプレーで威力を発揮します 飛距離や弾きが強めなので、ブロックや台上での処理時に飛距離が出すぎてしまうことは多くなります ボールが急速に変化してボールが沈んだりする様な大幅な変化は少ないものの、速い展開でのラリー中にボールが動くのはやり辛い球質ですね ブロックを主体とする守備的なプレーが中心のスタイルよりは積極的に打っていく方が適している組み合わせですね

球持ち 4.5~5

やや硬さのあるラケットと硬めの粒高ラバーとの組み合わせですが、球離れとしては平均的な印象ですね 硬さのある打球感で弾きはあるものの、早すぎない印象です 粒は硬めですが、倒せない程ガチガチではないので、やや強めに押し込む等、修正する必要はあります 弾きがあるので飛距離が出てしまう傾向にあります レシーブやブロックで気を使う組合せではありますが、扱いが極めて難しい組み合わせ という程ではないです

総評 8

薄いスポンジ厚の粒高と非常に薄い木材7枚合板という、ニッチな組み合わせですが、非常に相性の良い組合せとなってます 特に粒高は弾く事が出来るので、スピードがあり、シャープな弾道のボールが打てる様になっています 変化性能を重視したタイプではないですが、表ソフト的な球筋で球速のあるボールと早いラリー中に手元で動く変化が特徴です ワラックは弾きはあるものの飛びすぎるタイプのラケットではないので、粒高との相性は非常に良いと言えます ネックとなるのはこの薄さとしてはやや飛距離が出過ぎる為、ブロック等の細かな点でボールが伸びてしまう点ですね ここはかなり気を使う印象です とはいえ粒を倒すのに難儀する程の硬さは無いので、硬さはありながらも粒を倒し変化を意図的に使う事も可能となってます 変化を重視する というよりは粒高でも攻撃的なボールで積極的に仕掛けていくスタイル向けの組み合わせですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的にはこの薄さで打っていけますし、スピードも出せるので「アリ」ですね ブロックや台上で変化を出そうとした時に距離が結構出てしまうので、ここの面で結構苦労しました 表ソフト的な所もあるので、違和感は少なかったですね ゴクウス相当としては良く弾む組み合わせでしたね