ハードスポンジ×微粘着シートが特徴
「EVOLUTION MX-S」

サムソノフ選手を筆頭にヨーロッパトッププレーヤーが契約している「TIBHAR」のトップ仕様ラバー「EVOLUTION 」シリーズから、微粘着シートとハードスポンジが特徴となっている「EVOLUTION MX-S」です グリップ力の高さが特徴であるラバーに粘着を加え、更に回転性能を向上させようとしたラバーとなっています

  

エボリューション系のパッケージデザインは基本的な部分は共通で、文字の色を変える事で判別できるようになっています この「EVOLUTION MX-S」は黄色の文字となっています スポンジ硬度は背面に記載されておりヨーロッパ表記で「46~48°」前後となっています 硬度は他社のドイツ系テンションのトップ仕様と比較しても同程度の硬度に近い(47.5°)ですね

    

パッケージ背面に「粘着を帯びたトップシート」とある様に、薄めではありますが粘着を帯びています 質感非常に良く均一な粘着ですね とはいえ中国ラバー特有の粘着ではなく、あくまで「薄い粘着」といった印象です なのであまり「粘着ラバー」という感じではないですね ラバーのスペックは名前の通り、回転性能重視のスペックとなっています 非常に硬い打球感でラバーのスペックを活かすにはパワーが要求されるラバーです 特につなぎ等の細かい部分でもしっかりと振り切る必要がある為、回転をかける前に弾き出してしまう事が多くなります ラケットを選ぶタイプのラバーですね

弾性はテンション系なので非常に良好ですが、これはメーカーが控えめに数値を掲載している印象を受けます 印象としてはもう少し数値は上でも良いですね 回転性能を重視しているラバーとしてはスピード性能を極端に抑えいていない印象を受けます メーカーの謳う「シリーズ最高の回転性能」というだけあって、回転性能は非常に良く、プラスチックボールで悩まされる「滑り」に関しても皆無です 引っ掛ける・擦るどちらの打ち方でも回転がかかるタイプですが、グリップ力を最大限に活かすには食い込ませる方がこのラバーには適している印象です このグリップ力と回転性能は最大の特徴ですね 前述していますが回転性能を出し切るには硬いスポンジに食い込ませる力が必要です しっかりと振ってグリップさせる事で高い回転性能が引き出せる為、扱いが難しく万人受けはしないタイプのラバーですね

非常に優秀なトップシートはグリップ力に優れ、滑りが皆無なのでプラスチックボール特有の問題を解決しているラバーです 弧線が作りやすく、安定したドライブが打てますが、打球感がハードな為、ラケットで調整する必要が出てきます TIBHAR社のラケットはフィーリングを重視した物が多い為、ラバーとの相性を考慮すると、ソフトな木材系の方がこのラバーを使う場合はベターです アウター系等の特殊素材系では打球感が硬質になりすぎる為、扱いが更に難しくなります 万能タイプではないですが、回転性能に優れるラバーといった印象でしたね

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