用具検証 「リベルタシナジー」 × 「V>01stiff」

高強力ポリエチレンである「イザナス」にカーボンを合わせた特殊素材「イザナスカーボン」を内側に配したラケット「リベルタシナジー」と直線的な弾道が特徴の「V>01」シリーズの中間硬度であるスポンジを採用した「V>01stiff」の組合せを検証・数値化

 

打球感 4~4.5

イザナスカーボンによる打球感はインナー系の特殊素材中でもかなりソフトです ここに45.0°前後のややソフトなラバーを合わせると、一般的なインナー系と比較しても更に打球感がソフトで掴みが強い印象を受けます この特性により、V>01系の様な球離れが早めで直線的な弾道が特徴のラバーとの組み合わせのバランスが良くなります が、ソフトなラバーの打球感が更にソフトになってしまうので、V>01stiffと合わせた打球感はかなり掴む印象です 少し遅れて飛び出してきますね

弾性 5.5

ラバーのスピード性能が良好な事やラケットの弾性も優秀なのですが、前述している「強い掴み」の影響が大きく「飛ばせない」という印象がかなり強かったですね ラケットが弾き飛ばすタイプではなくかなり掴みます その為、合わせる打球の際につかみ過ぎてしまい、飛距離が出ない という事が特に多かったですね ブロック時、特にこれは感じますね V>01の使い辛さが大幅に緩和する事に成功していますが、スピード性能を出し切るにはラケットとの相性が「△」です V>01stiff優先ならもう少し硬めのラケット リベルタシナジーであれば、もう少し硬いラバーを選択した方がベターですね

球持ち 4

ラバー自体もややソフトで少し力を加えるだけで食い込ませる事が可能なラバーですが、ラケットの特性の方が色濃くでいている組み合わせですね インナー系とはいえ、特殊素材系の組合せとしては相当な掴みが獲得できます これによりドライブ系の打球が容易になりましたが、ハードヒット系の際にはボールを掴み過ぎてしまうので、飛ばしづらくなっています ハードヒットを多用しないプレースタイルであれば、安定性が大幅に向上する組み合わせです 遅れて飛び出してくるので、距離感の修正が必要です 軟らかく掴む打球感が最大の特徴となりますね

総評 5

ハードヒット系の技術を多少犠牲にして、ドライブ系の安定性を取る組み合わせですね V>01の特徴をV>01stiffで十分に維持しつつ使いやすくしていますが、リベルタシナジーのイザナスカーボンが更に軟らかくしています 打球時にラバー・ラケット双方の特性が出るので、強い力を必要とせずにボールの掴みを体感できる組合せとなってます 合わせた際に飛ばし辛い点がネックで、打ち方を選ぶ組み合わせですね 少し押す様な打ち方に適している組み合わせです 打球感はかなりソフトですが、カーボン系の特殊素材特有の響く打球感等は皆無で相当な掴みがあるので、ソフトな打球感で木材系のラケットよりも威力を上げたい場合に または直線的な弾道のラバーで使いやすくしたい という場合等でしょうかね 掴みを最重視する組み合わせといえますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的には掴みが強すぎてハーフボレー時に結構押し込みながら飛ばす事が多かったので、もう少し硬くてもいいですね ドライブ時に結構掴むので、ここで驚きました V>01はかなりハードで球離れが早い という特性を残しつつ使いやすくしているV>01stiffなので、インナーカーボン系のラケットとあわせてみましたが、イザナスカーボンがかなりの掴みを獲得している為に「少し硬いラバーでも良い」という印象でした 中間硬度のラバーとインナーカーボン系の組合せとしては驚くほどソフトでした