用具検証
「EBENHOLZ NCT Ⅶ」 × 「ファスタークG-1」

黒檀を使用したスウェーデン製ラケット「EBENHOLZ NCT Ⅶ」と数多くのトップ選手使用実績を持つ、ドイツテンションラバー「ファスタークG-1」の組合せを検証・数値化

 

打球感 7~7.5

ハードウッド系の7枚合板である「EBENHOLZ NCT Ⅶ」とトップ仕様のファスタークG-1の組合せは木材ラケットながら非常にハードな打球感となります ラケットの硬さとラバーの硬さがぶつかり合い、非常に力を必要とする印象ですね しっかりと振り切れる場合はラバーの引っ掛かりとハードウッド特有の硬い打球感ながら、飛び出しすぎないという特性がしっかりと活かされ、球威のあるボールを打つことが可能ですが、打球感が硬い為、回転をかけるには難しい組合せですね 打球感は硬いですが、カーボンラケット等の硬質な特殊素材系の様な極端な飛び出し方をしない点がハードウッドの良い所ではありますが・・・

弾性 6.5~7

打球時にやや弾きが強いものの、直線的で勝手に飛んで行ってしまう様な飛び方ではないです 少し球離れが早いですが、飛びすぎてコントロール不能なレベルではないですね なので弾性は際立ったものではなく、飛びの良い7合板 + テンションラバーの組合せとしては妥当な弾性といった印象です 振り切れるパワーが要る事が前提ですが、回転をかける事が出来ると大き過ぎずに鋭い弧線を描く弾道で飛ばせます ボールの威力に関してはスピードと球質の両方で圧倒できる組合せです

球持ち 6~6.5

打球感が硬いですが、当てただけで直線的に飛び出し、ネットに突き刺さる様な弾道ではないです 球離れがずば抜けているタイプの特殊素材の様な飛び方ではなく、硬いながらもハードウッド系の特徴でもある「掴み」がごく僅かですが存在する為、ゴツッしたハードさがある割にシートに引っ掛ける事が可能です 流石に響きはありますが、硬過ぎて制御不能 という組合せではないです

総評 6

ハードウッドの硬さとラバーの硬さが結構主張しますが、どちらかというとラケットの方が主張が強い印象です ラバーに関しては強い打球でシートに引っ掛ける事が出来ると、ハードウッドとの相性も相まって威力のあるボールを打つ事が可能です ただし調子の良い・悪いがダイレクトに出る組合せで少しでも調子を崩し、強い力でフルスイングが出来ない状態だと、回転をかける前にラケットが弾き飛ばしてしまいますね これだけの硬さがある組合せなので、繋ぎの難しさも出てきます ハードヒッター向けの組合せで威力を追求した組み合わせです 回転をかける事は容易ではないですが、ボールの威力は際立っていますね

アリ? ナシ ? 実験者感想

このラケットはかなり不思議でフォア打ち等での打球はかなり硬く感じるんですが、フルスイングで叩きつける位の勢いでドライブを打つと、本当に僅かなんですがボールを持ってくれるんですよね なので硬さの中にもフィーリングの良さがあるラケット といった印象ですね とはいっても相当難しいラケットで、常にベストな状態で振れないとスペックを活かしきれないですね ファスタークG-1ではかなりハードなので、ラバーの変更を自分はしますかねえ この組合せで振れる力があればいいんですけどね