独特の質感を持つトップシートが最大の特徴
「STIGA CALIBRA TOUR M」

引っかかりの良いシートで弧線弾道が出しやすい軽量な日本製ラバー「CALIBRA」シリーズですが、この「CALIBRA TUOR」シリーズは独特の質感を持つトップシートを採用したラバーとなっています この「マット加工」を施したシートの関係でラバーの性質が大きく変わっており、CALIBRAの名を冠していますが、異端のシリーズとなっています

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パッケージは白をベースにしたシンプルなものですが、作りはなかなか凝っている印象ですね 後のAIROCに繋がる様な厚みがあるパッケージとなっています CALIBRA TOUR Mの硬度はシリーズでは中間の硬度で、メーカー基準で「44-47」となっています(H 51-48 S 40-43) 打球感はそれ程硬さは無く、軽く食い込みのある打球感ですが、球離れが早めで弾く印象ですね ハード過ぎない打球感なので、食い込ませる事事態は難しくは無いラバーです

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このラバー独特の質感を持つトップシートです ツヤは無く、サラッとしている為、一見すると「本当に回転がかかるのか?」 と疑いたくなる程の質感をしています 触ってみると見た目そのままの質感でサラサラしており、引っ掛かり等がある様には感じないですね 実際には強い打球でラバーに食い込ませて回転をかけていく訳ですが、当りの強い打球に対しての反応が抜群に良く、威力のあるボールが打てるラバーですね 独自の技術としてスポンジに「APSテクノロジー(Advanced Pimple Structure)」というものが採用されています メーカーの説明によると「マット加工を施す事により、設置面積の増加によって、グリップ力を飛躍」 「スポンジに搭載されたAPSテクノロジーにより、回転と威力を増加」となってます

重量に関してはCALIBRAシリーズやAIROCシリーズ等と比較してもそれ程重量に変化は無いですね ハードヒッター仕様のドイツテンションラバーと比較すると軽量で、重量面でのアドバンテージは揺るがない印象です 回転のかけ方がシートで引っ掛けるタイプではないので、打ち方を選ぶラバーですが、ラバーの軽量化によって威力が減退する事が無い点が魅力的ですね 軽い打球では球離れが早く、弾くタイプのラバーですが軽く食い込みがあるので、硬さはなく打ちやすい硬さですね 非常に打球感が良く、金属音が鳴るので、爽快感のあるラバーです 弾道はCALIBRA系としては直線気味で弧線はそれ程大きくない印象ですが、弾道がかなり独特で「CALIBRA」の特徴である「弧線」からはかなりかけ離れた弾道になっています ハードスポンジ版のCALIBRA LT PLUSよりも更に直線気味ですね 弾道はこのラバー特有でとりづらさのある球質を持っています

スピード性能は非常に良く、軽い打球でスピードが出るラバーですが、ラバーの真価を発揮するには強い打球をで打つ事が必要になってきます 強い打球=回転がかかる という事に繋がるラバーなので、スピードと回転を生み出すにはハードヒットが必須です とはいえ中間硬度のCALIBRA TOUR Mはそこまでのハードヒットを必要としていないので、やや強めの打球で食い込ませる事が可能です 早い打点で回転をかけるよりも打点を落とし、ラバーにボールを食い込ませる方がラバーの特性が活かしやすいですね ラリーに抜群の強さを見せるラバーです

マット加工の特長を活かすには接触する面積を増やす必要があるので、擦るうち方ではなく、厚く当てて回転をかけるラバーです なので回転のかけ方を替える必要があるケースもありますが、ラバーの性質から来る独特の球質がCALIBRA LTシリーズにはない魅力となっています CALIBRA TOURのシートは擦っても滑る様な事は無いので、擦る打ち方でも打球は可能ですが、ラバーの性能をフルに発揮するにはハードヒットでラバーに食い込ませていく打ち方ですね 個性的な弾道で威力あるボールが打てるラバーです 前陣よりもやや下がり目の方が球離れや飛距離があり、直線よりの弾道を抑え込むには丁度良い領域ですね 使い勝手の良いラバーでは無いですが、このラバーにしかない強烈な個性がある、威力重視のラバーに仕上がっています