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シリーズ集大成 最高峰加工単板
反転式バージョン「DARKER J・SPEED 90」  丸型

日本市場でラインナップされている「DARKER」のラケットとしては最も高いグレードに位置している「スピード90」の反転式バージョン「J・SPEED 90」の丸型バージョンです 単板の打球感と同社の特殊技術「スピード加工」により、抜群の弾性を有するラケットとなっています

J・スピード90 丸型 (2)  J・スピード90 丸型 (1)

ラケットサイズは全長が「242 × 141mm」で、グリップサイズが「82 × 16 mm」となってます(メーカーカタログ) 単板の反転式は同社を除くとニッタクの「双」シリーズ(厳密には反転式ではないですが、一応”反転可”という事で)があるのみで、非常に希少なモデルとなっています 近年の檜材の高騰の影響は大きく、若干の価格改定がなされていますが、大手のメーカーと比較すると価格は抑えられています

J・スピード90 丸型 (7)  J・スピード90 丸型 (8)

J・スピード90 丸型 (6)  J・スピード90 丸型 (5)

J・スピード90 丸型 (4)  J・スピード90 丸型 (3)

板厚は単板としては薄めの「8.5mm」ですが、スピードシリーズとしては最も手間のかかっているモデルの「スピード90」だけあり、打球感や反発力の調整が施されている為、この厚さの単板としては非常に弾性が優れている印象です 単板特有の打球感と高反発のバランスが優れているラケットとなっています 重量は反転式としては重めの部類に入りますが、柾目の詰まり具合を見ると、重量の方は納得する部分ですね 単板のスペックは非常に素晴らしいですが、同社の反転式グリップはコルク部分が厚いので、かなり大幅に削る必要がある点がネックです 他社の反転式と比較するとここは歴然ですね

先にも書いていますが、近年の檜の高騰はすさまじく、各社大幅な値上げが軒並み続いている現状です その様な現状においても、比較的実売価格が現実的な価格に据え置かれているハイスペックな単板ラケットです 他社との大きな違いは同社の持つ「スピード加工」が大きいですね これにより、単板に様々な特性を持たせることに成功しています その中でも最も加工に手間を割いているのが、このスピード90と70ですね スピード70は反発力を優先 スピード20は球離れ 等 スピードシリーズの番号によって、プレースタイルに合わせてラケットを選択できる様になっています

スピード90は同社最高位のモデルだけあって、単板ラケットで形容される「吸い付くような打球感」を持ちながら、抜群の飛距離と弾性を獲得しています 打球感はソフトでありながらずば抜けた弾性を有している為、硬めの日本製・ドイツテンションラバーとの相性は非常に良いと言えます 10mmまで行くと、ラケットの反発が相当強くなる為、操作性が難しくなりますが、反転式バージョンは8.5mmと日本市場では「標準厚」とされる、9mmよりも少し薄いので、加工単板の恩恵に与れながらも、操作性がスピード90系としては扱いやすくなっています とはいえ一般的な9mm単板と比較すると、こちらの方が飛び出しや弾性のスペックは高いのであくまでも同社のフラグシップモデルである「スピード90としては」という扱いです

同じく反転式単板「J・SPEED 15」と比較すると当然ではありますが、J・SPEED 90の方が弾性は優れています 特に下がった位置から打球した時の飛距離やスピードで差が出る印象ですね ボールが伸びるのはJ・SPEED 90です J・SPEED 15も弾性は素晴らしいですが、それ以上にJ・SPEED 90のスペックが上回っていますね 打球感が大幅に変わる印象ではないので、安定性を優先する場合はJ・SPEED 15の方が安定性は更に高くなります 下がってドライブを打ち合う際に威力や飛距離を追及する場合はJ・SPEED 90 ですかね プレーする領域で選択して良い印象です

板厚は抑えてありますが、弾性はずば抜けており、打球感も非常に良いモデルとなっています 扱いやすいラケットではないですが、単板に両面ラバーを貼る事を前提としているモデル としての存在は非常に大きいですね 反転する事が可能なので、異質ラバーを貼る事も可能です ですがやはり両ハンドを振っていく方がスペック的にもプレースタイル的にも最も適しているラケットですね 品質・性能に関しては文句なしです

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