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スピード系テンション表として登場 硬めのブルースポンジが特徴
「TSP スペクトルブルー」

世界選手権・オリンピック等、数多くの舞台での実績があるスピード系表ソフトの代表的なラバー「スペクトル」がテンションラバーとなって登場しました この「スペクトルブルー」はその名の通り「ブルースポンジ」が特徴ですが、スペクトルのテンションバージョンとなったことで大きくスピード性能が向上しています

スペクトルブルー (1)  スペクトルブルー (4)

通常のスペクトルのパッケージは「深緑×白」という、非常に渋いカラーリングのパッケージでしたが、スペクトルブルーでは「濃い青×黒」というカラーリングとなってます スペクトルブルーのスポンジ硬度は「43±3」です 日本製のテンション系表ソフトとしては硬い方ですね ドイツテンション系の打球感とは大きく異なります ダイナミックテンションを搭載したラバーでは「アグリット」シリーズが先に登場していましたが、アグリットの様な食い込みは無く、強い打球の際にも潰れないスポンジですね

スペクトルブルー (3)  スペクトルブルー (5)  スペクトルブルー (2)

スピード系表ソフトの特徴的な粒配列です 縦目で粒形状は台形+円柱 少し間隔が離れてますね 若干シートの方にも改良が加えられている様です パッと見はわかり辛いですが、粒が少し小ぶり(?)なっている様に見えますね 後は形状ですね 台形と円柱の部分がはっきりと分かれています 従来のスペクトルと比較すると、テンション化されたスペクトルの方がすべりが軽減され、回転がかけやすくなっていますね 見た目でわかるシートの変更点は中央のロゴですね ロゴの大きさは結構ネックでしたが、ロゴが新しくなっているので、カットする必要はなくなっています

打球感は硬めでスペクトルスピードが比較対象となる打球感ですね(スペクトルスピードは45°±) スペクトルブルーの方が僅かに食い込みますが、硬さのあるスポンジなので、食い込む感覚は薄いですね 硬いスポンジなので、ボールが当たるとすぐに飛び出す様な飛び方はスペクトルスピードとよく似ている印象です 球離れの良さに加えてテンションとなった事で反発後のスピード性能は大幅に上昇していますね これにより「バック用」「カット用」等、ルール改正やノングルー後では用途が限定されつつあったスペクトルがまた攻撃力を取り戻すことに成功しています また、大幅な改良点として印象に残ったのは回転性能が向上しながらも、ナックルとのバランスが非常に良く取られている印象ですね 従来のスペクトル系ではナックル性能の高さと同時に滑りがありましたが、テンションタイプのスペクトルはプラスチックボール時でも回転とナックルの出しやすさのあるラバーとなった印象です

スペクトルの正当進化といえるスペックに仕上がっています 耐久性もなかなか良く、劣化に関しては緩やかです 硬さのあるスポンジなので、万人向けというよりはヘビーな表ソフトユーザー向けですが、スピード性能が大きく向上したことに加えて、持ち味であるナックルや更に回転が従来型と比較してかけやすくなっている点等、トータルバランスが非常に良くなっていますね 非常に優れたスピード系テンション表となっています

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