際立ったスピード性能が特徴「バタフライ ブライスハイスピード」

「世界初のハイテンションラバー」として登場した、タマス社のラバー「ブライス」は高いスピード性能や発売当時としては非常に高額な価格設定で注目されました その名を冠し、プラスチックボールに変更となった後に新たに登場したのがこの「ブライスハイスピード」です 部ライスの特徴である「スピード」に更に磨きがかかり、ずば抜けたスピード性能を持つラバーとなっています

ブライスハイスピード (3)  ブライスハイスピード (4)

パッケージデザインが統一されてしまったので、文字で判別する事になります ラバーの特徴としてはトップシートを薄くして「引き攣れ」を起こしやすくしている「マイクロレイヤー」という技術が採用されている点ですね これによりかなり引っ掛かりが体感しやすくなっている上に、回転をかけた感覚が伝わりやすくなっています 弾道は直線的ですが、ドライブの弾道は低く鋭い弧を描く弾道 ですかね 所謂「棒球」ではないですね

ブライスハイスピード (2)  ブライスハイスピード (1)

シートの質感はサラッとしていますが、かなりテンションがかかっている事が分かります スポンジ硬度は「35°」とテナジーの「36°」と比較すると僅かにブライスハイスピードの方がソフトですが、ボールの掴み方や球離れが全く異なる性質のラバーなので参考にはならないですね(ラバーのタイプやスポンジが全く異なるので当然ではありますが) 体感的には一瞬掴んでボールが飛び出していく為、グッと掴んで回転をかける、テナジーよりも慣れるまでは扱いが難しい印象を受けます ブライスハイスピードの優れている点としては新開発のシートでしょうね スピード系特有の弾道や性能を有していますが、シートが引っ掛かって回転がかかる という点が既存のスピードタイプと比較して大幅に違う所です 前に飛ぶ力が強いので、弧線を出すには相当意識して上に振る必要がありますが、この特徴は際立ってますね ブライスのスペックを大幅に引き上げている というのは間違いが無い印象です

スピード性能は他社のラバーの追随を許さないスペックで、これはかなり飛びぬけている印象ですね 飛距離も相当あるので、弾性に関しては文句のつけようが無いラバーです また、スピード系のラバーとしては回転性能が引き上げられている為、「ただ飛ぶ」といったタイプのラバーでもないです 前陣で使うには飛びすぎる為、コントロールが難しいですが、下がった位置からでも打ち抜けるスピードボールが最大の魅力です 弾道の取りづらさもあり、特にバウンド後にかなりボールが伸びてくる印象ですね このラバー独特の弾道を持っています

回転系テンション というラバーが主流において、際立ったスピード性能と少数派のスピードタイプのラバーとして回転性能が引き上げられている点が非常に凄いラバーです ネックとなってくるのは「コントロール」と「価格」ですかね 前者は飛びぬけた弾性を持つ代償として仕方が無い部分です 台上やサーブ等では飛距離が出てしまいますね 後は前述しているループ系 これは前に飛ぶ力が強すぎる為、弧線が作りづらいです これもラバーの性質上、仕方が無い点ですね 後者に関してはオープンプライス化された後のテナジーと比較するとかなり抑えられているので、比較的手が届きやすいラバーです ですが他社のトップ仕様のラバーと比較すると高額なので「手が出しやすいか」 といわれると微妙なところですね とはいえ、突き抜けたスピード性能を持つラバーな上に回転性能も引き上げられている、極めて優れたスピード系テンションラバーです