反発力と球離れが大幅強化
「DARKER スピード70 9mm 丸型」

主に速攻選手向けのラケットとしてラインナップされているダーカーの加工単板「スピード20」をベースに、反発力や球離れ等を強化したバージョンが「スピード70」です  単板特有の打球感を残しつつ、更に反発力や球離れが向上した加工単板に仕上がっています

スピード70 9mm 丸型 (5)  スピード70 9mm 丸型 (2)

ブレードサイズはメーカー表記等では「242 × 141mm」程度となっています グリップサイズは「82 × 21mm」程度ですね 切り返しのしやすい形状です 先に書いたとおり、球離れと反発が特徴のモデルである「スピード20」がベースとし、更なる加工を施して性能向上を図ったラケットとなっています 打球感を比較した印象としては、単板の年代にもより、違いがありますが、スピード20は単板としては硬質で球離れが早い印象 対してこのスピード70はスピード20の様なスペックを持ちながらも単板独特の「吸い付く」と形容される様な打球感を併せ持っている印象でしたね これはかなり不思議な感覚です

スピード70 9mm 丸型 (4)  スピード70 9mm 丸型 (6)

スピード70 9mm 丸型 (8)  スピード70 9mm 丸型 (7)

スピード70 9mm 丸型 (1)  スピード70 9mm 丸型 (3)

品質は流石ダーカー と言える品質で、柾目や面取り等の丁寧な仕上げ 質感等は非常に綺麗なラケットです  ですが近年のモデルは10年程前のモデルと比較すると、箱から取り出しただけで香りが部屋に漂う様な檜の香りが少なくなっていますねえ 近年(特に2010年以降)は檜が高騰した影響で価格の大幅改定が目に付きますが、品質を維持すると価格の面で圧迫されるという事でしょうね 残念ですが仕方が無い部分です

弾性に関してはこれは加工されているとはいえ、9mm単板としては非常に素晴らしい弾性を有していますね 「スーパースピードラケット」とメーカーでは記載されていますが、性能面では文句なしの性能を有しています また、球離れに関しては早めですが打球時に一瞬ラケットがボールを持つ独特の感覚ですね 特徴的な打球感はスピード70の方が加工の手間がかかっている分、価格に転嫁されていますが「単板らしさ」を上手く残しているのはスピード70です これはスピード20では施されていない「手間」の部分がスピード70では現れているかな という印象です  この打球感より更にソフトで掴む打球感+弾性 となると「スピード90」ですね

ラバーの相性としてはスピード20は単板としては珍しく表ソフトに合わせやすいラケットです  そのベースとなっているスピード70ですが、打球感がより単板特有のソフトな打球感となっていますので、球離れと反発は良いですが、打球感がソフトで打球時に一瞬軽く掴んで飛ぶような所が表ソフトと合わせるには好みが分かれるところとなっています こういった打球感なので、少し硬めのラバーでも打球感の調整が可能ですね スピード20よりは硬めのラバーの方があわせやすい印象です ずば抜けたスピード性能を有するラケットなので、飛距離や威力に関しては申し分ないスペックですね スピード性能を特に追求した加工単板ラケットとなっています