用具検証 「Rapid Carbon light」 × 「ロングピンプル 53°」 3.5mm 厚相当

上板をアユース材に変更した軽量カーボンラケット「Rapid Carbon light」と抜群のスピード性能と規格変更で「表ソフト」となったラバー「ロングピンプル」のハードスポンジバージョン「ロングピンプル 53°」の組合せを検証・数値化

 

打球感 5

rapid carbon lightはカーボンラケットの球離れや弾道はカーボンそのものですが、打球感はかなりソフトに抑えられており、響きの少ない打球感のラケットです そこに53°という、ハードなスポンジを搭載したロングピンプルを合わせていますが、打球感としてはかなりバランスの良い打球感となってますね 硬すぎず・ソフト過ぎず、非常に打球感は良好な組み合わせとなってます 粒が倒れやすいラバーなので、強い打球を打っていく場合にはある程度硬さと弾きのあるラケットとの組み合わせが好ましいですが、このラケットはまさにそれですね 強い打球の際にカーボン特有の弾道と球離れで、粒高(規格上は表ですが)の飛ばしづらさが改善しています 食い込みは少ないですが、打ちづらさは無い組み合わせですね

弾性 5~5.5

規格上は現在は「表ソフト」になっている + 厚相当のスポンジ であるという事を考慮しても、弾性は高めの組み合わせですね これにより非常に攻撃的で変化幅の大きいボールが打てることを可能にしています 弾道やスピードは表ソフト 変化幅は粒高 とラケットとの組み合わせにより、攻撃力が非常に高い組み合わせですね 非常にスピードのあるボールで変化するので、取りづらいボールが出せる印象です と同時に守備的な面においてもボールが飛ぶ為、注意が必要です ボールを抑える事を中心としたプレースタイルよりは粒高で攻撃的にプレーするスタイル向けの組み合わせですね

球持ち 5.5

粒が非常にソフトで倒れやすいので、表ソフトと比較すると、当てるだけではそれ程飛び出していかない印象ですね 軽く当てると粒が倒れて、スポンジで打球した時の様な硬さや弾性をある程度抑えることが可能にはなってます とはいえ、カーボン+厚めのスポンジなので球離れは早い方ですね 表ソフトに近い使い方が可能な組み合わせです

総評 7.5

攻撃を重視した異質のプレースタイル向けといった組み合わせですが、元々は「粒高」のカテゴリーにあった通り、ラバーの性質は「粒高」ですね 違和感は少ないですが、スポンジが厚く・硬い事で弾きやすさや弾性アップしている点で、より表ソフトの様な使い方が可能になっています(規格は現在表ですが) 弾道や初速は表ソフト 変化幅は粒高といった、良い所がミックスされていますね ここにカーボン特有の性質を持ちながら「響きが少なく、軟らかい打球感」というものを実現したラケットに合わせているので、打球感がガチガチになりすぎずにバランスの良い打球感となっていますね 粒が倒れやすいので、表ソフトからの移行の場合は飛ばし方 粒高でブロックや変化幅を重視したプレースタイルから移行する場合は弾性や球離れによる距離感の修正が必要となってきます どちらかというと、表ソフトからの移行の方が弾性の面でコントロールはしやすい印象ですかね 一見合わせづらそうな組み合わせですが、非常に良くまとまった組み合わせです

アリ? ナシ ? 実験者感想

これは個人的には非常にアリな組み合わせですね 粒高(規格上は表)でここまでスピードが出せるラバーは少ない上に、硬いスポンジで「叩ける」というのが大きいです 粒が軟らかいので、軽く当てるだけだと粒が倒れて強いボールが出しづらいですが、ハードヒットした時にカーボンの弾きと硬いスポンジの効果で、しっかりと弾き飛ばせてスピードが出るのは驚きでした 変化を出す時は軽く当てて粒を倒す 強いボールの時は前述の通りハードヒットと、打ち分ける事で大きく性質を替えられるのは良かったですね ただクセが全く無いわけではないので、ある程度このラバーになれる必要がありますね とはいえ、カーボンラケット × 変則的なラバーの組み合わせとしては攻撃力と変化幅のバランスが非常に優れている組み合わせだなあ という印象でしたね