用具検証
「ネオテンキョクⅢ」 40度 × 「Rapid Carbon light」

直線的な弾道が特徴の粘着ラバー「テンキョク」のネオスポンジバージョンで、回転とスピードのバランスタイプ「ネオテンキョクⅢ」と上板をアユース材に変更した軽量カーボンラケット「Rapid Carbon light」の組合せを検証・数値化

 

打球感 6.5~7

強粘着 × カーボンラケットとの組み合わせは一般的には避けた方が良い組合せですが、ネオシリーズの特徴である工場加工「已打底」の硬貨によりスポンジが軟らかくなるので、時間経過と共に打球感は若干ですがソフトになります また、Rapid Carbon lightがインナータイプである事やフィーリングに定評のあるメーカー「TIBHAR」という事等もあり、飛び方や弾道はカーボンですが響きが少なく打ちやすいラケットです その為、従来型の粘着ラバーとカーボンラケットとの相性とは全く異なる打球感となり、非常に打ちやすくなっていますね

弾性 6

強粘着 × カーボンラケットとの相性はラバーの影響でスピードを出すことが難しい組み合わせですが、已打底効果は良好で弾性アップが可能なので、粘着ラバーとしては時限的ですが高い弾性を有します Rapid Carbon light自体の弾みも良い為、弾性は良好な印象ですね ただこれは「已打底効果が最大限発揮された状態」ですので、貼り付け直後等は数値的には-1 ~ -1.5位はマイナスです 更に打球感も硬いので、已打底効果の恩恵が得られるまでの時間がかかる点がネックです 弾道はラバー・ラケット共に直線的な弾道が特徴ですので、弾道は直線的です ですが中国ラバー特有の球質になる事やカーボンを合わせているので、個性的な球質を得られるのは大きいですね

球持ち 6.5

これはラバーがソフトになることで多少良い方に作用します 後はラケットがカーボンラケット特有の打球感や硬さを有している割にはフィーリングが良く、あまり響きが無いですね これにより一般的なカーボンラケットよりは使いやすいタイプです この組み合わせによって、あまり一般的ではない組み合わせを可能にしている といった印象ですね

総評 6.5

粘着ラバーをカーボンで使いたい場合は良い組み合わせですが、それなりの硬さとカーボン特有の球離れはあるので、その特性を十分把握して使う必要があります 後は已打底効果が出るまでは通常の粘着ラバーをカーボンラケットに貼って使っているような打球感と弾性なので、効果が出るまで我慢を強いられますね 已打底効果が出てくるとスポンジがソフトになり弾性もアップするので使いやすくなってきます 後は粘着ラバーとしては直線的な球筋とカーボンラケット特有の弾道が合わさり、個性的な球質になるところがこの組み合わせの魅力ですね 粘着ラバーの中でも更に違う球質を出せる組み合わせです 使いやすい組み合わせではないですが、粘着ラバーでスピードを出せる事や球質に違いをつける場合には良い組合せですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

今回この組み合わせにしたのは粘着ラバーで直線弾道を最優先にした組み合わせ という事で組み合わせてみましたが、想定よりも打球感がソフトだったのは意外でした プラスチックボールでも打ちやすい打球感です スピード性能に関してはカーボンと已打底効果の影響もあって、良好な印象でしたね ラケットも軽量ですから、已打底により重量がアップしたラバーでも軽量化できるのも大きいです 弾道に結構特徴があるので、これが良かったですね