用具検証
「テナジー 05 FX」 × 「TIMO BOLL ALC」

圧倒的性能を有する「テナジー」シリーズから、特に優れた回転性能をもつ「テナジー 05」のソフトスポンジバージョンである「テナジー 05 FX」とティモボル選手はじめ多数のトップ選手の使用実績のある、アリレートカーボン搭載ラケット「ティモボルALC」組み合わせを検証・数値化

 

打球感 4

通常のテナジーと硬度が「4度」違うという事で、打球感もかなりソフトで食い込みが良くなっています FX系との相性は非常に良く、特殊素材特有の響きをそれ程感じさせませんね 強い打球の際にFX系はかなり食い込むので、ここで好みが分かれる印象ですが、一般的なソフトスポンジタイプとの違いはその後の反発力です ここはタマス社の技術の結晶「スプリングスポンジ」が効果を発揮しますね 更にずば抜けた引っ掛かりの良さを誇るシートが優れた回転性能をもたらします 組み合わせに関しては欠点がほぼ無い印象ですね

弾性 6

ラケットはアリレートカーボンを搭載した特殊素材ラケットですが、特殊素材の硬質な打球感はこの組み合わせでは抑えられており、硬めのラバーとあわせた時に覗かせる「特殊素材特有の打球感」は少なくなります ソフトな打球感で良く食い込む事や飛び過ぎない反発力でコントロールさせやすいですね スピードと安定性のバランスが非常に良い組合せです 弧線弾道が特徴で安定感のあるドライブが打てる組み合わせとなってます

球持ち 4

これはアウター系の特殊素材系を使っている割にはかなり良いですね FX系の良さが出ている組み合わせです ただ一般的なソフトスポンジタイプと違うのは前述していますが、食い込んだ後の飛び出しですね  これが格段に違う為、ただソフトで飛ぶだけではないラバーなのが「テナジー」といった所ですか 球持ちが良く弾み、更に安定性も有している組み合わせですね 安定性と攻撃性のバランスは郡を抜いている印象です

総評 9.5

回転がかけやすく弾みも良好 更に安定性が高く、幅広いプレースタイルに対応できる・・・ コスト面以外ではほぼ欠点の見つからない組み合わせですね 打球感に関しては好みがかなり分かれます 通常のテナジーシリーズよりFX系はかなりソフトに感じる為、フォアよりは主にバック用での使用が前提ですかね 食い込ませる事が容易なので、バックでの安定性を重視する場合には非常に良いラバーです ただソフトなラバーではなく、回転量や威力がこの手のラバーとしてはずば抜けたスペックを有しているので、コストを除外するとこのシリーズを選ぶのは失敗が少ないです ラケットも同様に非常に優れたスペックを有している事や相性の良さ等を考慮すると、欠点を見つける方が難しいですね 前~中陣で十分な弾性も確保できていますし、総合力の際立った組み合わせですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

打球感以外はスペック面に関しては言う事が無いですね 個人的にはもう少し硬い方が良いので、通常の05の方が打球感は好みです しかしシートの引っ掛かりと食い込みの良さは打っていて気持ちが良いものです ネックなのはコストと寿命 これが最大の問題ですねえ このラバーに実売価格8000円程度(2016年 3月現在)の価値を見出せるかどうか ですね 他社のトップ仕様ラバー約2枚分の実売価格は非常に勇気の要る選択です ただ、唯一無二ともいえるラバーになってしまっているので、替えが利かないのも事実です 更にテナジー系の寿命は短く、シビアなラバーなので、ここがもう少し長寿命であればまだ良かったんですが・・・ コストを度外視するのであれば、最優先で選択する組み合わせですね