用具検証 「LONG CAN」 × 「RUTIS C」

Gカーボンを採用した軽量ラケット「ルーティスC」と元中国代表 陳 龍燦 氏の名前を関する中国製表ソフト「LONG CAN」の組み合わせを検証・数値化

 

打球感 7

一般的な中国製表ソフトと比較するとやや硬め程度のLONG CANですが、ルーティスとの打球感はかなり硬く、弾いた際の響きもカーボンらしさが強調される打球感となっています 弾道も直線的で球離れの早さもカーボンらしいですね 金属的な硬さの打球感 といった印象です とはいえ、ガチガチの中国系の表ソフトよりは打ちやすくなっている為、中国系と比較すると合わせられない組み合わせではない です 打球感に大きな特徴があるので好みはハッキリ分かれますが、ハードな打球感で中国表を飛ばしたい組み合わせですかね

弾性 6

LONG CANのスポンジにはSWORDの独自技術「TENSION X」というものが採用されている為、非テンションの物と比較すると大幅な弾性アップに成功しています 球質も表ソフトらしい特徴を有している為「スピード+クセ」のバランスは良いですね ルーティスとの組み合わせで更に硬質で直線的な弾道となるので、よりシャープで受けづらい球質となっています カーボンの弾道が好みかそうでないか でハッキリ好みが割れます スピードに関しては中国系の表ソフトを使用した組み合わせとしては非常に良い弾性を確保している組み合わせですね

球持ち 7.5

カーボン特有の球離れの早さと響きに加えて、従来型と比較してややソフトとはいえ、中国製表の特徴は色濃いLONG CANの組み合わせは やはり硬く、球離れは早いです かなり直線的ですね 特性がはっきりしているので、前陣で強打主体のプレースタイルに最も威力を発揮する組み合わせですね

総評 6

やや硬めの中国製表ソフトとカーボンらしい打球感のラケットとの組み合わせはそれ程使いづらいものではない という印象でした 特にLONG CANが従来型の中国製表と比較して、少し食い込むタイプなので、食い込ませる事が困難なハードタイプの中国表よりはカーボンとの組み合わせを可能にしています それでも結構な硬さがあるので好みは分かれますが、中国表=硬い・飛ばない というイメージの払拭は多少出来ています 打球感に関してはカーボンの特徴が勝っている印象なので、ラケットをもう少しソフトなタイプの特殊素材であれば、更にバランスは良くなりますね とはいえカーボンラケットに中国表を合わせられる というのはケースはなかなか無いので、使いこなせると面白い組み合わせですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

 

ネックとなるのは弾みが不均一なラバーである事や、カーボン特有の打球感にやや硬めの中国製表ソフトを合わせた事でかなりハードになる等、主流のテンション系には無い使いづらさがありますが、表ソフトの球質・直線的な弾道に加えて「スピードアップ」が中国系表で実現しているのは大きいですね 使いやすい部分は少ないですが、得られる部分も大きい組み合わせですね 個人的には打球感と響きが好みではありませんでしたのでカーボンで使うならインナーの方が良いですが、これはこれで中国表のクセにスピードがプラスできるので、カーボンの硬質な弾きと弾道が好みであれば、面白く感じましたね 中国製表を使用した組み合わせしてはかなりのスピードがでる組み合わせでしたね