ややスピード重視 弾みは控えめ
「adidas R4」

「2015年12月」をもって、国内卓球市場から姿を消す事になった、巨大スポーツメーカー「adidas」のテンションラバー「R4」です 登場時はミドルスペックテンションとしての位置付けでしたが、他社メーカーと比較して価格・性能共に難しい位置付けのラバーという印象でしたね スペックとしてはややスピードタイプのテンションラバーとなっています

R4 (3)  R4 (3)

パッケージは初期に登場したタイプの物です かなり厚みがあり、しっかりとしたパッケージです デザインはシンプルで、アディダス定番の黒をベースに白線3本という、一見して「アディダス」というのが分かるデザインですね 後期バージョンでは右上にある「R4」の文字にカラーがついています アディダスの裏ソフトにはラバーフィルムが付いていたので、こういった配慮はグッドでした

R4 (4)  R4 (2)

品質は全く問題ないですが、スペック面で厳しいラバーですね 硬度は「42.5度」となってます メーカーの説明によると「軟らかめのトップシートに中間的な硬さのスポンジをあわせており、使いやすく、しっかりと弾むラバー」 打球感はプラスチックボールの方がやや弾きを感じます なのでセルロイド時の方がシートの軟らかさが分かりやすい印象を受けました 引っかかりはそれ程強く無いですね 硬さはそれほどではなく、打ちやすいスポンジです

メーカースペックによると「スピード 9 スピン 7」となっていますが、これはドイツテンションとしてみるとミドルスペックに位置しています プラスチックボール下ではスピード以外は厳しいスペックですね 弾道は弧線・直線どちら際立った弾道ではないです やや弾いて飛び出すので、どちらかといえば直線 という程度でしょうかね 弾性はテンションラバーとしては控えめです プラスチックボールでは飛距離が落ちる事が多いですが、このラバーは結構顕著にその特性が出ている印象でした 回転性能はスペック表の通りです プラスチックボールにより更に減退している感は否めないですね

スペック的には使いやすいタイプのラバーですが、この手のラバーは国内市場では比較的価格設定が抑えてある為、割高であるアディダス社のラバーは入り込む隙が無かったですね 球質が特殊であるとか何か「+α」が無いと、最後発である同社が割り込むには少々厳しいスペックであると言わざるを得ない印象です その後登場した「テンゾン」の方がまだ、しっかりとしたラバーという印象でした 同社が価格を抑えたテンションとして登場させていた「シンテック」シリーズ程度の価格であれば「安さ」を武器に出来たかもしれませんが・・・ プラスチックボールによる性能の変化が更に拍車をかけたのもラバーにとっては致命的ですかね  価格に見合った性能を有していなかったラバー といった印象でした