用具検証
「SPIN ACE CARBON」×「SUMMER 3C」 36度

軽量反転式のカーボンラケット「SPIN ACE CARBON(スピンエースカーボン)」と高い回転性能を中心にバランスの良い性能+スポンジに「已打底」効果を内蔵した表ソフト「SUMMER 3C」の組合せを検証・数値化

数値について

最高を「10」とし、「0.5」刻みの20段階で掲載(補助剤を塗布した場合は表記します)

例として「打球感」の場合は「10」が「硬い」 「1」が「軟らかい」となります

ラージボールの場合は「ラージボール換算」となります

ここで検証したのは基本となる「打球感」「弾性」「球離れ・球持ち」です

技術に関しては個人差が大きい為、参考にしやすい基本的なことのみ掲載しています

最後に「個人的な使用感」は掲載いたします

打球感 5.5~6

プラスチックボールで打球すると少しだけ硬さのある打球感ですが、丁度良くなった印象ですね セルロイドボールではソフト過ぎて弾きづらさが気になる打球感でした ラケット自体はカーボンラケットですが、ガッチリとしたタイプではないので、カーボンラケット特有の飛びや響きは比較的抑えられています そこに中国製の表ソフトとしてはソフトなタイプである(36度) SUMMER 3Cの組み合わせはカーボンの適度な硬さもあって、バランスが良くなってますね プラスチックボールとの相性は良好ですね 一般的な中国製表ソフトとカーボンラケットは組み合わせ的には敬遠される傾向ですが、硬すぎないカーボンラケットと軟らかめの表ソフトの効果で、バランスの取れた打球感となってます

弾性 6

ラケットの飛びは良い方ですが、極端に弾むタイプではないですね ラバー自体は中国系の表ソフトとしてみると良く弾む方ですが、流石に日本製・ドイツ製と比べると抑え目です  ですが中国製表(スポンジ内蔵の已打底が+αではありますが) + ノングルー という事に加えて、飛び過ぎないカーボンラケットの組み合わせの印象としては良好ですね 飛びすぎずにコントロールしやすい弾性を確保しています

球持ち 6~6.5

プラスチックボールでの印象としてはやや球離れが早い印象ですね 打球感はハードよりで球離れの早さがあるので、表ソフト向けの組み合わせとなってます 一般的な中国表と大きく異なり、少しだけ食い込みがあるので、ドライブやサーブがプラスチックボールにおいてもやりやすくなっています 中国製表ソフトらしい性質を残しながらも使いやすくなってますね

総評 7

中国製表ソフトとカーボンラケット 組み合わせ的にはあまり良い相性ではない というのが一般的ですが、今回のケースではラケットが「カーボンでありながら硬すぎない打球感」である事や「中国製表祖父としては軟らかい」という事等から、一般的な組み合わせには当てはまらない結果となりましたね 特に打球感は中国製表の硬さを残しつつも打球時の響きや硬さは抑えられていますし、打球時に少しだけ発生する「食い込み」これが大きく異なる点ですね ソフトな表ソフトの代表格としてはフレンドシップの「802」シリーズが挙げられますが、スピードの面ではSUMMER 3Cの方がスペック的には上回っています 中国製表の特性を失わずにラケットが更にスピードアップさせている組み合わせですね 硬さの中にも使いやすさがあります ラバー自体は硬いタイプではないですが、ラケットやボールによって中国製の特徴に近い硬さが得られた印象でしたね

アリ? ナシ ? 実験者感想

長らく中国表を使用してきた身としてはこれは「アリ」ですね 回転も良くかかりますし、プラボールのすべりも少なめなので、打っていて違和感は無かったです 弾くと直線的でシャープな弾道で飛んでいきますし、スピード性能もなかなかグッドです 総じてやりやすい組み合わせでしたね ラケットがかなり軽量なので、バック面に多少重量のあるラバーが貼れる点も大きなメリットです ただ自分は手が小さいので、太目のグリップが気になりましたかねえ グリップ以外は良かったですね 使いやすさと中国製表の「らしさ」が特徴的な組み合わせでしたね