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名作発展系「ヤサカ マークV HPS」

裏ソフトを代表するラバーといっても過言ではない「マークV」 現在ではテンション系が主流となり「クラシックラバー」というような呼び方をされていますが、卓球史に残る名作ラバーです そのマークVに「HYBRID POWER SPONGE」を搭載し、弾性を強化したラバーが「マークV HPS」です 従来のマークVと比較して弾性の強化は達成されていますが・・・

マークV HPS (3)  マークV HPS (2)

パッケージは通常のマークVと同じデザインですが「HPS」の文字が入る事でラバーが別物である事がわかります パッケージの違いは「厚さ」ですね HPSの方がかなり分厚くなっています また、不織布でラバーが覆われている等、ラバーの梱包が非常に丁寧です 価格帯は中価格帯ですが、高価格帯のラバーにもなかなか無い様な非常に細やかな配慮がされています

マークV HPS (4)  マークV HPS (1)

ラバーの品質は日本製らしく非常に綺麗ですね 質感はドイツ系と違いが当然ありますがしっとりとしてつやがあり、弾力のあるスポンジが特徴的です シートが結構張っていますね 弾性は従来のマークVと比較して3~40%は少なくともある印象で、打球感はソフトです が、プラボールでは少し硬くなりますね 弾性に関しては流石にテンションラバーほどではないですが使いやすく、扱いやすいラバーですね 高弾性を進化させたラバーなので、マークVからのシフトでも問題は無いですが、少し回転量が落ちてしまっているかな という印象です

球離れはやや早めですがそれ程気にならない印象 飛距離はでないですが、スピード性能がアップしています 下がらなければ十分な飛距離・スピードは有していますね 回転の影響はテンション系並ではないので、回転に敏感なものが多いテンションと比較すると強みです ボールが変わったのでこの影響はかなり受けてしまっていますが、高弾性の硬さに慣れているとプラボールでもそのままシフトできる硬さですね 強い打球で食い込ませる事ができる硬さです

イメージとしてはごく薄くグルーを塗った様な感じですが、シートの引っかかり これが従来程では無い印象ですね プラスチックボールでは特に引っ掛かりが気になる印象を受けました  セルロイドであれば、ひっかかりはそれ程悪くないとはいえますが・・・ 従来のマークVのイメージで打つと、かなり差異がありますね 打球感の良さや弾性は向上しているのでここは良いのですが、回転量が減退している点も痛い所です スピード性能は高弾性+αとしてみるとスペックは高いラバーです スポンジ変更により確実に弾性はアップしているので、テンションへの移行前に使用するには丁度良いラバーです 価格帯も高弾性とほとんど変わらないですし、コストパフォーマンスは高いです 欲を言えばもっと「マークVらしさ」が欲しい所でしょうかね 使いやすく飛ばせるラバーです

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