用具検証
「INNERFORCE ZLC」×「VICTAS VO>102」

回転・スピード・ナックルのバランスが非常に良く、高い性能を誇る表ソフトラバー「VO>102」と高い弾性とソフトなフィーリングを持つ、インナー仕様の特殊素材ラケット「INNERFORCE ZLC」の組合せを検証・数値化

 

打球感 3~3.5

プラスチックボールでは「3.5」セルロイドでは「3」という感じですね セルロイドでの打球は特にソフトに感じる組み合わせです インナーフォース・ZLCのボールの掴み方に加えて、VO>102の食い込みが強いですね 特殊素材を使用しているラケットとしてはかなりソフトな打球感でラバーもソフトな事から、打球感はソフトです プラスチックボールのときに少しだけ硬さを感じたので「0.5プラス」ですが、硬さとしては気にならないですね

弾性 8

インナー系の特殊素材ながらかなり高い弾性を持つラケットと弾性の強い表ソフトですから、スピード性能や飛距離は抜群です 前陣でプレーするには十分すぎるスペックですね グイッとつかんでから飛ばすのでコントロールもしやすいですが掴みが強すぎる感もあるので、表ソフトでも特に強打を主体とするプレースタイルの場合は「潰れすぎている」と感じる場合がありますね 強い打球の際には良く食い込んでいるので、遅れて飛び出していくラバーです 更にラケットがボールを掴んでいるので、後述しますが「球もち」の良さがネックとなり、距離感の修正が必要になってきます 反対に回転も使いながら攻守のバランスをとる様なプレースタイルの場合はドライブや強打(弾く打ち方ではなく、押す打ち方)のバランスがとりやすい組み合わせです ラバーの弾みをラケットでバランスが取れるので、どちらかというとこちらのプレースタイルに向いている組み合わせですね

球持ち 3

ラバーがソフトでラケットがインナー系特殊素材 球持ちが良い組み合わせとなってます 表ソフトとしては食い込みが強いタイプのラバーで、強打の際の食い込み 硬めのラケットであればそう気にならない所ですが、インナーフォース・ZLC はソフトでボールを掴むので、球持ちが格段にアップしてますね 食い込んだ後の弾性や球質は流石テンションラバー というスペックですが、球離れで好みが分かれる組み合わせですかね 台上やブロック等の安定性は高いので、攻守のバランスはかなり良くなります

総評 7.5

スピード性能やコントロール性能はいうこと無しですね 回転もかけやすくなります 打球感と球持ちがソフトすぎるので、この点だけですね 打っている分には非常に気持ちよく打球できます 打球感は中国系の表ソフトやスペクトル系の様な硬めのスポンジの物とは真逆の打球感なので、硬いスポンジで球離れの早い表と比較すると相当に球持ちが良くなります 打球感が大幅に変わってしまう為、大きく好みが分かれる印象ですね 食い込みの影響でタイミングや距離感の修正が必要です 非常にすばらしいスペックを有している用具同士で特性も損ねていない為、使いやすさとスピード・回転・変化 のバランスは優秀ですね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的には「アリ」ですね 「プラスチックボール限定」ですけど セルロイドだと少し球持ちが良すぎるので、距離感が合わせにくかった印象があります ドライブやサーブ、台上等は弾む割にやりやすかったんですけどね すべりも少ないですし、使いやすさと威力面では納得のいくスペックでした ですがインナーフォース・ZLCで使用するのであれば、ドライブ速攻みたいな形ですね ラバーがソフトなので、ラケットの打球感は硬い方が良かったです 硬めの表であれば、インナーフォース・ZLCでバランスが取れそうなので、ラバー重視かラケット重視かで悩む所ですね 非常に使いやすくてハイスペックな組み合わせでしたね