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バランスタイプ やや球離れが早め
「TSP ヴェンタス スピン」 2.0mm

ヤマト社のブランドである「TSP」としては初の「ドイツ製ラバー」となる「ヴェンタス」シリーズから、中間的な硬さのスポンジである「ヴェンタススピン」です トップ仕様である「VICTAS」のラバーと比較して、使いやすく幅広いレベルに対応できるラバーとなっています

ヴェンタススピン 3  ヴェンタススピン 2

ヴェンタスは今回の「スピン」の他に硬度を上げた「スピード」 反対に硬度を下げた「ソフト」があります スピンの硬度は「40±3°」となっています パッケージのカラーはスピンが紫系、スピードはオレンジ系でソフトはイエロー系ですね シート、スポンジ共に硬いラバーもあるドイツ系ですが、このラバーはシートが適度に軟らかく、スポンジ硬度で打球感を変える事が可能になっています

ヴェンタススピン 1  ヴェンタススピン

ラバーの質感はツヤのあるシートと気泡が粗めのスポンジという、ドイツ系特有の質感ですね ややロゴが大きい点が気になる以外、見た目の特徴は大きくないです 打球感は少し硬め程度ですね シート部分がソフトなのでスポンジよりもシートで掴まえるラバーです スポンジはやや球離れが早く、軽い打球でもスピードが出る印象です 名前に「スピン」と冠されていますが、スペックはメーカー数値では、スピードが「14.50」 スピンが「11.50」となっています

スピード性能は高く、球離れも良いので弾道はやや直線的ですが、強い打球で食い込ませて回転をかける事により弧線弾道を出す事は可能です シートの引っ掛かりは大変良く、回転のかけやすいシートですね ただし「スピン」と銘打たれたラバーとしてはもう少し回転性能は欲しい所です シートやスポンジの硬いドイツラバーと比較すると回転がかけやすくなっている点は大きな特徴ですね 少し弾きがあるので、この「弾き」に負けない程度の力加減は必要です プラボールの事を考慮するとより注意したい所です

バランスタイプ という位置づけのラバーですが、スペック的にはスピード寄りな印象ですね 球離れはやや早めですが、回転がかけづらい事はなく良く弾む印象です 特殊素材系を使用しても打球感が硬くなりすぎない程度の硬度となっているので、特殊素材との相性 という点も注目ですね シートの良さを活かして、サーブ等もやりやすいラバーです 「スピン」という名前としては回転性能は控えめとなっていますが、スピード寄りのスペックとしては良好な回転性能を有しています 名前で「損」をしている印象ですかねえ どちらかというとフォア向けではありますが、フォア・バックどちらでも使用できる汎用性も魅力ですね ややコストパフォーマンスが低い所がネックともいえますが、ドイツ系ラバーとしては使いやすいでしたね

※V>01と比較してヴェンタスの方が高価 と掲載しておりましたが、V>01が値上の為価格が逆転しておりました ご指摘を頂いたので訂正いたしました

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